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設計、施工、監理、プロデュース・コーディネートを担当
若手クリエーターが住居兼アトリエとして起業できる。というコンセプトのリノベーションです。1期工事としましては、屋根や外壁などの補修と耐力壁の追加や基礎補強など、建物の基本的な性能を改修しました。1階は土間仕上げとすることで、アトリエとしてもつかうことができるような仕上げとしました。内装もボード仕上げまでとして、2期工事で賃貸者が自由に内装をリノベーションできるようにしました。
空き家となっていた物件をまずはまちに開く。ということからはじまりました。その際にどのようなかたちで改修して再生するか。という企画を施主と不動産、設計事務所のチームで考えて進めました。
改修を建物の基本的な性能の1期工事と、内装の2期工事に分けて、1期工事が施主工事、2期工事が賃貸者とすることで、賃貸者が自由にリノベーションすることができるようにしました。賃貸者を住居兼アトリエとして起業するクリエーターと絞ることで、内装などの方向性や機能面を明確にすることができました。
DIY施工をとりれた改修は、自ら参加して共同で行うことができて、とても良かった。とのことでした。実際に借りてくれた人も企画でイメージしていた通りの方となり、とても満足されていました。
空き家物件の情報を得てから、購入前にある程度の企画を考えて、不動産パートナーと家賃想定もしてから購入しました。購入後は施主と不動産と設計事務所で企画を考えて賃貸募集しました。改修では施主参加型のDIY施工も取り入れました。改修中に店子さんが決まったので、1期工事に店子さんの意見が取り入れることができたのも良かったと思います。
改修中から賃貸募集を開始したのですが、店子さんが解体中の現場をみて、この空間がとてもわくわくするので是非借りたい。と言って頂いたのがとても印象的でした。