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設計、施工、土地・物件探しを担当
東京にある社宅にお住まいだったH様ファミリーは、ご主人の大阪転勤がきっかけで東京に住みながら大阪の物件探しをスタート。
「いったん大阪の賃貸マンションへ引っ越す選択肢もありましたが、家を買ってまた引っ越す手間や不動産価格の高騰を考えて、買うなら今だと思い購入に向けて動き出しました。最初は庭付き一戸建てに憧れたり新築マンションを検討したりしましたが、一戸建ては維持管理を自分たちでやらなければいけないこと、新築マンションは好みの間取りが作れないことから、中古マンションを買って好きなようにリノベーションしようという選択肢になりました。中古マンションならば、 予算も自由度も全ていいとこ取りだと思ったんです。当時はまだ東京に住んでいたので、大阪出張があるタイミングで物件の内見や設計打ち合わせの予定を入れ、空いた時間にLIXILのショールームなどを見に行っていました。」(ご主人)
12件ほど内見する中で、立地の良さと希望通りの広さがあり、奥様のご実家にも行きやすいこの物件に辿り着きました。この付近は鉄道の延伸事業が行われており、今後さらに利便性が良くなるエリアです。
「現在の最寄り駅の北側に2駅延伸し、そのうち1駅が家から徒歩6分の位置になります。新たな駅が開業すれば、ますます便利になり資産価値が下がることはないだろうと思いました。内見に来た際も、周辺環境が良くマンションの管理も行き届いていると感じました。玄関側の共用部からの見晴らしが良く、部屋は南向きでバルコニー側に公園があるのもこの物件の決め手です。」(ご主人)
リノベーションで叶えたかった家のテーマは、「家事の負担を最小限にすること」。物が多く片付けが苦手なため、ウォークスルークローゼットをつくり大容量の収納スペースを確保。また、洗い物をストレスに感じていたので、大きな食洗機を実装して洗い物の手間が省けるようにしました。
「特にキッチン周りは一番力を入れようと思っていました。リビングを見渡せるオープンキッチンにすることと、食洗機は絶対に欲しかった設備です。食洗機は、同じく主婦の友人から『予算の関係でコンパクトなものにしたけれど、食器が入りきらないから結局手洗いしている』と聞いたことがあったので、手洗いせずに済むようにガゲナウの一番グレードが高い食洗機にしました。キッチンの天板は、料理などの作業がしやすいように一般的な高さよりも5cm高い90cmにしています。前の家は壁付けキッチンだったので、オープンキッチンにして本当に良かったです。娘も動き回るようになってきて私の姿が見えないと泣いてしまうのですが、常に姿が見えるので泣かずに一人で遊んでくれます。」(奥様)
ご夫妻ともにコーヒーがお好きで、コーヒーカップや食器を集めておしゃれに置きたかったという奥様のご希望でパントリーも新設。パントリーはランドリールームと繋がっており、家事動線の良い間取りになっています。
コーヒーやお酒を飲む時間が日々の息抜きとのことで、ダイニングは好きなカフェやお店の内装をイメージ。躯体現しにして木目調などの温かみを感じる素材を組み合わせ、黒やグレーなどシンプルな色味でまとめています。リビングの窓からは公園の緑が借景となり、家の中に緑を置かなくても緑を感じられる空間となっています。
「縁側が欲しい」というご主人のご希望で、リビングの窓側にはインナーバルコニーとして使える土間スペースを設けました。縁側のように使ったり、雨が降ったときはバルコニーに置いているサンダルを中に入れておくこともできます。
ダイニングの壁際にある小上がりは、ご主人も奥様もお気に入りの場所だそうで「いつも娘とおもちゃや絵本を広げて遊んでいます」と奥様。畳の色とウォークスルークローゼットのカーテンの色をネイビーで統一しているのがポイントです。
新しい住まいで実現したかった大容量のウォークスルークローゼット、リビングが見渡せるオープンキッチン、ランドリールーム、ワークスペース、陽当たりのいい広いリビング。これらをすべて実現されたH様。
「最初はすべて叶えるのは無理だと思っていて、もしどこかを妥協するのであればランドリールームを諦めるからパントリーが欲しいと思っていました。結果的に、この物件と設計担当の方に出会えたことで、希望をすべて叶えることができました。こんなに素敵な家ができたので、家に人を呼ぶことをモチベーションにしてこれからも綺麗な家をキープして素敵に暮らしていきたいと思います。」(奥様)
「もともと90㎡の広さがある4LDKだったので、壁をすべて取り壊してフルスケルトンにしたらすごいことになるなとワクワクしていました。東京から大阪への移動やスケジューリングは大変でしたが、毎回打ち合わせをするのが楽しかったです。娘が少しずつ歩けるようになってきたので、マンションの前にある公園で遊ぶのがこれからの楽しみです。友人を呼んで、大人も子どもも楽しめるホームパーティーも楽しみたいと思います。」(ご主人)