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設計、施工、監理、プロデュース・コーディネートを担当
10年間住んだマンション。
お子さまが巣立つまで一緒に過ごすこの先の時間をより豊かにしたいと
リノベーションを考え始めたという施主様ご夫婦。
以前の間取りも気に入っているところがあったというご家族。
現在の暮らしとこの先の変化も見据えて
より暮らしやすくなる工夫や、
あえて造作ではなく既製品を取り入れる
生活者としての目線から一緒にお住まい創りを進めました。
キッチンの家電収納やごみ箱置き場
広いけれどもどこか使いにく洗面室や小さなデッドスペースなど
暮しの中の小さな不満を解消したい。
コンパクトでも暮らしやすい子ども部屋。
些細なことも重なることで何か暮らしにくく感じる。
そんなストレスをすべて解消したいとお考えでした。
使い慣れているキッチンの回遊動線や、
元々広い洗面室などのサイズ感はそのままに、
洋室を取り込み横長のリビングにすることで
LDK全体に光が差し込む気持ちの良い空間になりました。
元々あったWICは横長リビングにしたことで
リビングから使う収納に。
アクセントにしたネイビーのクロスがお部屋の印象を
カッコよくグレードアップしてくれています。
WIC内部のクロスは華やかな花柄にすることで気分もアップ。
お片付けで毎日WICに入るのも嬉しいとお喜びいただいています。
2つの子ども部屋はどちらも4畳ほどとコンパクトですが、
初めから家具は位置を含めて設計したので窮屈感はありません。
お子さま自身でクロスを選んでいただいたのも
気に入っていただけた理由の一つかもしれません。
解体後に半面した天井高アップや、子ども部屋のバリアフリー
浴室のサイズアップなど、施工担当との綿密な打ち合わせで
より良いお住まいできるようチーム体制で進めることができました。
「自分の好き!」とプロの視点、それにコストも合致して大満足です。
コロナを経てほぼ在宅勤務になったこともあって
リノベーションに踏み切りましたが、
家が素敵ってこんなハッピーなことはないです。
カッコいい家を維持するためなら掃除もウキウキ!
QOLがすごく上がりました。大成功です!
間取りは大きく変えてはいませんが、
施主様のお好みをとことん追求して随所にちりばめることで
住み心地をアップデートさせることにこだわりました。
費用を理由にあきらめるのではなく、
お手持ちの家具・状態の良い既存設備などを活用することで
コストバランスをとることも意識しました。
洋室を取り込んで横長のLDKになりました。2つの窓からの採光でどこにいても明るく気持ちの良い空間です。
WICの前は以前の洋室。その洋室をリビングに組み込むことでより明るいリビングになりました。
2つの窓からの採光でリビングはとても明るくなりました。
工事中天井を解体したところ高さを上げることができました。20㎝上げることで解放感がずっと増しました。
元々あったWICはリビングから使う動線にしたので内装にもこだわりました。印象的なネイビーはご家族にもお客様にも大好評。収納内部は花柄のクロスにして、しまうだけの空間をヨロコビにかえました。
一続きのリビングの中にあるワークスペースですが、視界に入らない位置なので子どもたちがいても思った以上に集中できると、奥様のお気に入りの場所の一つ。
セミクローズのキッチンはお料理に集中できて 収納も確保しやすくなかなか優れもののレイアウト。洗面室側とダイニング側に設けた2つの出入り口で回遊できるのもとっても👍。冷蔵庫の奥行を考えたキッチン収納ですっきり使えます。こだわって選んだタイルでいたくなるキッチンに
キッチン家電をまとめることで使い勝手もスペースも有効活用。ゴミ箱置き場もきちんと計画して満点の使い勝手。
楽器に触れてもらいたいと、ピアノとギター置き場を造りました。上部には本と雑貨を飾れる棚も設置。お部屋の雰囲気作りにも一役買ってくれています。
お子さま自身でクロスを選んでもらいました。梁を利用した造作デスクで空間を有効活用しています。子ども部屋としては小ぶりな面積ですが、必要十分な広さを確保しました。
もう一つの子ども部屋も梁を活かしたデスクを設けました。2つの子ども部屋のデスクは棚板を2枚設置することで収納にできるように工夫しています。お子様自身でクロスを選んでもらうことで「自分の部屋愛」も高まると思います。
アクセントのネイビーの分量も吟味しました。
折れ戸の収納は天井までの高さいっぱいの引戸式収納にかえました。廊下を挟み子ども部屋にも近いので本棚も造りました。
収納は扉をなくしロールスクリーンで必要に応じて隠せるように。湿気もこもらず使いやすい!グレージュのクロスと目地入りのフロアタイルでお洒落に仕上げました。
入浴後のバスタオルをかけておけるアイアンの物干しを設置。暮らしに根付いたアイテムも色にこだわるとお洒落なアクセントに。
吊り戸は既存を利用しています。使えるものを上手に活かせるのもリノベーションの魅力の一つ。
塗り壁調のクロスで雰囲気よく仕上げました
既存のエコカラットも違和感なく納まるようにデザインしています