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「みんなでわいわい楽しく食事ができる家」「木目を生かした北欧風のイメージ」「キッチンは隠したい」などの希望を出したが、設計担当の星野晃範さんが提案してきたコンセプトは「アーバンな生活」だった。床は紫のコルクで、キッチンはオープン。
「あれっ、と思いました。でも、打ち合わせをしているうちに、こっちのほうが好きだぞ、と思うようになって」(夫)
これこそがプロフェッショナルと組む面白さ。自分たちのイメージを超える提案を受け入れたら、別の世界が開けてきて、素材や家具選びにも熱がこもった。「リノベーションに対するお二人の意気込みはすごかった。積極的かつ前向きで、“住む”ということに妥協がない。ぼくも負けてはいられないと思って頑張りました」(星野さん)
施主との熱いコラボから生まれた空間は、生活に変化をもたらした。「きれいに使おう、へんなものは置けないって思います。生活の質が上がりました」と妻も満足そうだ。(写真:山田耕司)【リノベりす掲載事例】
リビングの一角に設けた小上がりは、将来子ども室にする予定。マグネット塗料を塗った壁は楽しいディスプレイボード。
リビングの床は深いブルーのカーペット。管理組合がフローリングを禁じているのでコルク貼りにする計画だったが、それもNGでカーペットに変更した。
ナラ材と黒の人造大理石を使ったオリジナルキッチン。アイランドはダイニングテーブルと一体化。
玄関は白い磁器質タイル貼り。左奥にデザイナーである夫の仕事場、正面奥にLDKがある。緑の壁に付けたのは、鉄でつくった夫の会社のロゴマーク。
洗面室のシンクが浅いのは、散歩から帰ったとき、ここで犬の脚を洗うため。
ガラスブロックの壁がある浴室。中で照明をつけると美しく光る。タイルは吟味に吟味を重ねて選んだ。
玄関は白い磁器質タイル貼り。左奥にデザイナーである夫の仕事場、正面奥にLDKがある。緑の壁に付けたのは、鉄でつくった夫の会社のロゴマーク。