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設計、監理を担当
Kさんご夫妻は、奥様のご実家が近いエリアでリノベーションすることを念頭に、売れ残って手頃になった線路脇の新築分譲住宅をご購入。
1階の寝室はそのまま残し、2階のLDKと屋根裏部屋のみをリノベーションしました。
一軒家なので間取りは変更できませんが、すべて収納し、ミニマルな空間で暮らしたい、キッチンをセパレート(II型)にしたい、ダウンライトで全体の明るさを確保したい、ソファとテーブルは大きいものを使用したいという4つのご希望を満たしていくことになりました。また、建売りの跡を残したくないというご要望もあったので、床や壁などの素材も全て変えて、空間がすっきり見えるよう、テレビとDVDデッキもアールを描く壁に埋め込みました。
さらに、屋根裏部屋の一部を取り除き、天井高を出して風が通るように変更。梁(はり)はグレー、キッチンは黒、壁は白、入り口がハーフボールのパントリーはピンクに塗装しました。キーワードは“マニッシュ”。 2階のLDKは購入時とはまったく違った空間に変わった、オリジナリティある素敵な住まいができました。
リビングからキッチン方面を見る
黒のトーンでそろえ、レンジフードと収納が一体となったミニマルなキッチン
キッチンからリビングを見る。キッチンの天板は人造大理石。水栓も黒でそろえた
天井現し(天井をはらずに構造部分を露出させること)の部分は、全体のトーンと馴染(なじ)むようグレーで塗装
白と黒を基調にしたシックなトーンの中に、ピンク色がアクセントカラーになっている
アール壁の奥にあるKさんのワークスペース
アールがかかった入り口が印象的なパントリー。内部はピンクで塗装