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「広いリビングが欲しい」というご要望を受け、いろいろ探した末に見つけたのは、40m²のルーフバルコニーのついた部屋。新宿〜渋谷〜六本木〜東京タワーまでの街並を一望することができます。
この大きなバルコニーを生かしたい。そこで、“バルコニーまで含めてリビングとして捉えてしまおう”という考え方を提案しました。
室内と段差なくバルコニーまでフローリングを敷けば、窓の外にも広がるリビングが誕生。夜空のもとデッキチェアに身を沈めれば、東京の夜景を独り占めする贅沢な時間を満喫。開放感も抜群なので、友人を呼んで、パーティーをすることもよくあるよう。特大リビング以外の床はモルタルの土間に、壁の一部にコンクリートブロックを使ってラフ感を演出しました。
こんなお宝物件に出会えるのも、中古マンションリノベーションの醍醐味。どこかアメリカの西海岸の風が吹いているような、ポップで自由な雰囲気が漂う部屋ができあがりました。
キッチンのすぐ隣にはワークスペース。
LDKから玄関につながる廊下。左側がバスルーム、右側が収納。カーテンで仕切ることで柔らかい雰囲気に。
壁一面の本棚を造作。コンクリートブロックや断熱材を生かしてラフな仕上げに。
玄関から入ってすぐのベッドルーム。扉ではなくカーテンで仕切ります。
洗い場とトイレが一体となったバスルーム。シャワーカーテンをつけました。
キッチンは壁付けにして部屋全体を広く見せた。奥の青い壁が印象的。
“リビングの一部”となったルーフバルコニー。都心の風景を独り占め。
LDKを一つにまとめ、部屋全体を大きく使えるように。