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設計、施工、監理、プロデュース・コーディネート、インテリアを担当
住み慣れた生活圏内で見つけた物件は三角形の間取。
広さはあるものの三角という形状から、
そのままでは少し使いづらそうな印象がありました。
子育て真っ最中の施主様ご夫婦はもちろん
ご家族全員が気持ちよく暮せる家にするために
家族一人一人の希望をしっかり盛り込みました。
施主様のご要望は大きく4つ。
■お子様の様子がいつでも確認できる間取り
■既存を利用しながらの家事楽動線
■使いやすい収納
■在宅―ワークスペースが欲しい
三角のカタチを上手に活かし、なるべくデッドスペースを造らず
すっきりと暮せるように工夫を凝らしました。
できるだけシンプルなレイアウトにすることを意識しました。
キッチンはL型から対面のアイランド型にすることで
キッチン背面にたっぷりの収納を確保。
洗面室は拡張して洗濯機が横並びに配置できるようにしました。
変形だったWICは大きく拡張して使いやすい四角形に。
浴室・ランドリー・洗面台・WICがほぼ一列に並んで
家事動線も使い勝手も良くなりました。
WAKATTEならではの適材適所の収納も見どころです。
レイアウトを変えて背面にたっぷりのキッチン収納を生み出し、
冷蔵庫隣にはパントリー兼リビング収納。
WICの出入り口は可愛らしいアーチ型にすることで
実用だけではなくワクワクするような雰囲気に。
一部をリビングのオープン収納にすることで
すぐに出し入れしたい日用品もすっきり。
適材適所の収納があってこそ、
お部屋はいつも気持ちよい空間になるという
見本のような仕上がりです。
リビングに入るとキッチンにそって奥行き感を感じられる間取りに。床・壁・キッチン腰壁のタイルと色あいにもこだわってナチュラルで優しい雰囲気です。
キッチン腰壁はイメージに合うタイルを探し、タイルに合わせた高さや幅を調整しました。アアルトのダイニングテーブルとの相性も抜群!
三角の中に四角形も意識しています。すっきりとした形と動きが相まって楽しい空間になりました。
キッチンから家族の気配を感じられるのは三角形の良いところ。
WICの一部をオープンなリビング収納に。暮らしに合わせた適材適所の収納が大事です。
使いやすい大きさと形状のWICにレイアウト変更。可動棚で暮らしに合わせてアレンジできます。内装にもこだわって気分もアップ。
将来的には子ども部屋か寝室になる予定。
広さ的には2畳ほどのスペースに壁一面の本棚で収納量はたっぷり。カウンター幅も160㎝あるので余裕の使い勝手。これもすべて三角のおかげ。室内窓で明るさも確保しました。
造作洗面台にタイルを合わせてオリジナル感もアップ。三角のデッドスペースは収納に活用しています。
玄関と廊下の壁は塗装仕上げ。フローリングは斜めに張って上質感があります。トイレ・洋室のドアは既存を利用してコストバランスもばっちり。