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Mさんご家族が希望したのは、「広いLDK」と「子どもがそこにいたくなるような楽しい子ども部屋」。
空間の制限とリクエストをすり合わせる中で、いろいろ考えてご提案したのは、湾曲したR壁。
まっすぐの壁はどうしても視界を塞ぎますが、壁を湾曲させることによって、廊下にゆとりを生み、視界も全体に抜けます。子ども部屋は、卵形の窓を付けて「秘密基地」のような楽しい雰囲気になりました。R壁の外側は、植物やスツールなどを置ける、ひとつの部屋のような新しい廊下スペースです。
また、家族が集まる広いLDKも実現。
リビングの隣にあるバスルームには窓を設けました。Mさんご家族にとっては思い切った決断でしたが、テレビを見ながらお風呂につかったり、リビングにいる家族とおしゃべりしたり、楽しんで使われているようです。
壁をRにしたことで、単なる通路ではない「広場」のようなゆとりある空間ができました。