家づくりに役立つメールマガジンが届いたり、アイデア集めや依頼先の検討に役立つ機能や情報が満載!
アカウントをお持ちの場合
(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)
RC造マンションの6階のリノベーションです。基本的な間取りはそのままに、キッチンをLDと一体化し設備と仕上げを刷新。床は無垢フローリングを既存のクッションフローリングの上から施工することで音の問題をクリア。壁はクロスをベースにしながら、部分的な施主塗装や躯体アラワシでメリハリをつけました。
収納はたくさん設けましたが、そのほとんどがオープン棚。必要な場所に応じて分散させているので、見せる収納で出し入れも楽です。
キッチン廻りは造り付けの作業台を中心に回遊できる動線とし、コンパクトながらも無駄に動く必要がなく、通路を塞がれることもないように計画しました。
白い壁の中にテレビ裏の壁だけ躯体壁を残してアクセントにしています。 照明はほとんど元のままで、ダイニング上だけダクトレールを追加しています。 テレビの左側のスペースは元押入を作業室にしたものです。
玄関は土間の奥行きを広く取ることでゆったりした空間となりました。右側は杉の古材、左側は施主塗装とすることで親しみやすい雰囲気に。 床はモルタル、壁は杉の足場板と施主塗装です。
今回の一番の変化はキッチンと居間を一体化させたこと。キッチンと廊下の間の壁も取り払い、部屋に奥行き感が出ました。 集成材のオープン棚をちりばめ、必要な場所に収納できます。
写真正面の壁はクロスを剥がし躯体アラワシにして収納を設置。左側の収納だったスペースは漆を塗るための作業スペースとなりました。
リビングからガラス越しに作業室を見る
元押し入れを作業室に ガラス窓で居間とつながり、適度に集中できる
個室の壁、ドアは施主塗装。同系色ながらトーンでメリハリをつけた。
トイレは配管高さが決まっていたため、床のタイルは便器廻りをカットして施工しました。壁は一部施主塗装です。