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ご夫婦とお子様3人のための戸建住宅。
ご要望は「玄関土間と外部が一体として使える空間」「キッチンから子どもたちとコミュニケーションが取れるレイアウト」「上下階の移動を楽しく」「食堂のようなキッチン」などと具体的なものが多くありました。
そこで、玄関から3階まで仕切りを無くしシームレスな空間とし、どこにいても顔を覗くことができ、家を外部に開放させ、街に対してボーダーレスな繋がりをもてる建物構成としました。
また、北側道路の南北に長い敷地に対して、南側の吹き抜けに面して大きく開口を設け、そこから3階や2階の各部屋に光を取り入れ、また軒を出して冬場は各部屋の奥まで明るく、夏場は直射日光を避け、反射による明るさを確保しています。家全体のヌケが良いことと断熱性の確保で夏場でもエアコン1台で過ごせる省エネ住宅でもあります。
所有されていたマンションから新築戸建のお買替でしたので、まずは所有マンションを売却するところから、お住まい計画がスタートしました。続いてご希望条件にあう土地探し、そしてお住まいの設計、新築、と、売却から購入、新築の設計まで、エキップでワンストップにて承りました。設計者が土地探しにも直接関わることで、最終的にご家族にさらにご満足していただけるお住まいづくりができたかと思います。
2階に外食堂のバルコニー、1階にガレージ兼子どもたちの遊び場の前庭を設け、ご近所とボーダーレス
地域との結節点として、内部と外部との境界があいまいな「外食堂」と「前庭」を介して、ゆるやかに開かれた「場」を作り、住宅地内のコミュニティが広がるきっかけになればと考えています。家の前を通る近隣の人から建物をきっかけに会話が生まれていて、地域へすんなりと馴染むことができ、家族同士のコミュニケーションも増えているようです。
3階にある子ども室には、ベッドと机が造り付けになっているシンプルな個室となっており、ドアはなくボーダーレスな子ども室となっています。
勉強スペースはリビングを介してキッチンとつながっており、キッチンで家事をしているお母さんから、勉強スペースの子どもたちがよく見えて安心です。
キッチンを囲むようにダイニングカウンターが配されており、ご家族みんなで団らんのひとときを過ごしています。
勉強スペースが2.5階のメゾネットになっているため、2階リビングには、やわらかな光がふり注がれます。
2.5階にある勉強スペースは、カウンターの上のはしごを使って、3階の子ども室と縦につながっています。
勉強スペースからLDKと子ども室をのぞんでいます。 ちょうど間に配されている勉強スペースは、大開口を持つ吹き抜けになっていることから、両方へ光を供給しています。
勉強スペースの南側は大開口となっており、光をふんだんに供給してくれます。
子ども室へのアクセスは、リビングからの室内階段、そして勉強スペースからのはしご、さらにはこの登り棒があり、遊びゴコロ満載です。
書斎コーナーはいわゆる玄関とボーダーレスとなっており、玄関に入ると書斎となっています。書斎からは、愛車のバイクも眺めることができ、外部と一体化した広々スペースとなっています。
玄関兼書斎は、夜通りから丸見えになるために、やはり竣工後にカーテンが追加されました。
2階のバルコニーからは、ロープで1階前庭エントランスにおりてくることもできます。
夕暮時、外食堂では家族団らんの食事が始まり、お住まいから外へボーダーレスなつながりが生まれます。