家づくりに役立つメールマガジンが届いたり、アイデア集めや依頼先の検討に役立つ機能や情報が満載!
アカウントをお持ちの場合
(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)
ご夫婦は、プレシニア世代を前にし、ご家族や、お友達など、大人数でわいわいと集いやすいお住まい、また将来リタイヤされてからは、留学生のホームステイ先に立候補するご予定もあり、広々としたリビングダイニングキッチンが明るくみんなに開かれたようなお住まいをご希望されました。
室内を広く利用するため、壁付けのキッチンとし、作業台をアイランド型とすることで、ダイニングにオープンにつながるプランを計画しました。
作業台の側面には、天井材と同じオーク材を張っています。作業台の引き出しは、カトラリーやマットなどの食事の時の必需品を収納、下部はキャスター付きのゴミ箱を収納できるようにオープンにしています。
リビングとダイニングから廊下まで続く天井には、もともと台所のレンジフードの換気ダクトがあり、梁型のように出っ張っていました。そこでその下がった部分を利用し間接照明を取付け、仕上げをオーク材とすることで、やわらかくリビングダイニングを区切る設えとしました。
オーク材の天井はそのまま廊下まで伸び、お客様をやわらかくお迎えします。
リビングとダイニングをやわらかく区切る間接照明のオーク天井材はそのまま廊下までまっすぐつながっています。
リビングの入口のドアは、奥さまご希望の深みのある紺色にペイントしています。 また隣のキッチンの壁にはオフホワイトのタイルを貼り、作業台カウンターにはホワイトアッシュ材を用い、間接照明のオーク材の天井と共に、素材感の違いにより心地よい変化を作りました。
テレビの背面は、布クロスを貼り、掲示板の役割を担っています。正面は布団やゴルフバッグなど大容量の収納ですが、壁と同色の建具にすることで、存在感を消しています。
壁付けのキッチンの横には、ダイニングの小物収納やファイル、本などのための収納を造り付けています。
ダイニングの造り付け収納。観葉植物などをおくために、カウンターは人工大理石としています。