注文住宅

群馬県館林市・道路に挟まれた家|K HOUSE

面積:

148㎡

エリア:

群馬県館林市

内容:

道路と道路に挟まれた変形した三角地に建つ6人家族のためのコンパクトな住まいです。開口部は極力少なくし東西道路からの視線や騒音を遮断しています。またこの地域特有の冬のからっ風も防いでいます。まるでショートケーキのようで転倒しやすい形状のため1階をRC造とすることで構造強度を確保しています。外部に対して閉ざされていますが、中央の中庭からたっぷりの風と光を呼び込んでいます。端から端まで見通せることで限られた中で開放的に暮らせる家になっています。外観は4辺の長さが全て違うので見る方向によって大きさが変わる建物です。

2階リビングと吹抜けで繋がる3階の個室。吹抜けと階段スペースの分が空間をより広く感じさせる。造作家具の本棚が手摺の役目をしている。

タタミルームから続くプライベートデッキ。ヤマボウシを眺めながらお風呂上りに夕涼みをしたりお茶を飲んだり。道路からの視線を気にせずにくつろげる屋外空間。

リビングから中庭を挟んだ向かいにあるタタミルーム。ここは両親の場所。窓越しに気配が繋がることで見守りもできる。奥には屋外デッキスペースがありヤマボウシの緑が安らぎを与えてくれる。

吹抜けは2・3階にたっぷりの光と家族の気配を伝えます。また3階の個室の窮屈感を消し去り開放的にしています。

家族がくつろぐ場所。中央の大きなテーブルは食事・くつろぎ・宿題など多用途に使われる。南側開口部からは中庭を挟んでタタミルームや先端のヤマボウシまで見通すことができる。

狭いスペースを有効に使うためにこの家には「玄関」がない。この中庭が玄関の役目も併せ持つ。床に埋め込まれた鉄平石は以前住んでいた家の敷石を流用したもの。無垢板の縁台はお月見や夕涼みでも大活躍。

建物の中央に位置する愛車の居場所。来訪者を笑顔(?)でお出迎えしてくれる。

上州名物空っ風を感じないよう入口は東側にある。1階は愛車の居場所。2階には建物全体に光と風を呼び込む中庭がある。

建物長さ21m。この角度から見ると建物が一番大きく見える。4辺の長さが全て違う変形建物なので見る方向によって表情が違う。

三角地に合わせた形状の建物。先端部分は幅1.3m。この角度から見ると建物が一番小さく見える。ここにはヤマボウシが植えられ道行く人も緑を楽しめる。

二つの道路に挟まれた三角地に建つ住まい。道路からの視線を遮りながら内側で開放的に暮らします。

小磯一雄|KAZ建築研究室

現在、家は「つくる」時代から「買う」時代になってしまいました。ですが、敷地条件・家族構成・住まい方・住み手の感性は皆それぞれ違います。ですから本来は皆違う個性の家になるはずです。家に合わせて住まわされるのではなく、住み手に合った家に住むことが大切だと思います。また、良い条件の敷地を選ばなくても(高価になるので)、建物側でいくらでもカバーできますからその分を家づくりに充てるという考え方もあります。とにかく、周囲の蔓延した情報に惑わされずに、住まいに対する既成概念を取り払い、自分たちには何が必要なのか?どう住まうのか?という原点に戻って、これからのライフスタイルをイメージしてください。せっかく自分たちの大切な住まいをつくるのですから!