注文住宅

埼玉県羽生市・30坪の敷地に建つ6人家族の家|かなちゃんち

面積:

140㎡

エリア:

埼玉県羽生市

内容:

中心市街地の住宅密集地に建つ家族6人のための住まいです。1階には1台分の駐車スペースを確保しつつ、小さいながらも大切や役割を持つ中庭も設けています。敷地いっぱいに建て、二つの道路・隣地側はプライバシーを守るため極力開口部を小さくしています。ここで大きな役割を果たしているのが小さな中庭。ここから光と風がたっぷりと流れ込みます。そして内部空間をより一層開放的にしてくれます。狭い敷地でも真上の天空は空いていますからソラまで取り込んでしまえば快適に住まえるのです。

北側にもハイサイドライトがあり優しい自然光が降り注ぎます。右側のキッチンの上は隠れ家的な小さなロフトで子供たちの図書館になっています。

構造材をあらわしにした勾配天井は木の温もりを感じながら無垢材の経年変化を楽しめます。

小さな中庭ですがたっぷりの光と風を提供してくれます。ハイサイドライトからは月や星も眺められ快適な空間となっています。

勾配天井の開放感あふれる2階リビングです。

同居する母親の部屋に面した落ち着いた中庭。ここは狭いながらも重要な役割を持っています。緑が癒しを与えてくれ、たっぷりの光と風を1・2階の各スペースに運んでくれるのです。

この家は内部に一台分の駐車スペースを確保しています。戸締りはこのガレージドアを閉じればOKというシンプルさで防犯面も安心です。外壁のガルバリウムは張り方とサイズを変えて表情に変化を与えています。

密集した住宅街の中で防犯面を考慮しながらのびのびと暮らす家です。建物は敷地いっぱいに建てられ、開口部を極力小さくしてプライバシーを守ったガルバリウムの箱となっています。

この住宅事例を手掛けた建築家

小磯一雄|KAZ建築研究室

建築家 / @群馬県

現在、家は「つくる」時代から「買う」時代になってしまいました。ですが、敷地条件・家族構成・住まい方・住み手の感性は皆それぞれ違います。ですから本来は皆違う個性の家になるはずです。家に合わせて住まわされるのではなく、住み手に合った家に住むことが大切だと思います。また、良い条件の敷地を選ばなくても(高価になるので)、建物側でいくらでもカバーできますからその分を家づくりに充てるという考え方もあります。とにかく、周囲の蔓延した情報に惑わされずに、住まいに対する既成概念を取り払い、自分たちには何が必要なのか?どう住まうのか?という原点に戻って、これからのライフスタイルをイメージしてください。せっかく自分たちの大切な住まいをつくるのですから!