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郊外の住宅街に建つ、親世帯と子世帯を長い路地に面した縁側と中庭で繋いだ二世帯住宅です。縁側に面して格子を取り付け、屋内と屋外が柔らかく繋がるようにしました。格子越しに漏れてくるあかりは、親世帯と子世帯の存在を伝え、路地の安心感をつくりだしています。中庭に面した縁側に座って、孫を見送り出迎えるそういった昔の村にあったような風景を創りたくて計画しました。
右は親世帯と子世帯のための駐車場で、右側には奥へと続く路地があります。この門のような屋根は現在の住宅事情によってほとんど無くなってしまった、玄関の軒先空間の豊かさと機能性を思い出させてくれます。この軒先や路地空間は、それだけで一つの居場所となるほどに、日常的なさまざまな使われ方をイメージさせます。
親世帯と子世帯を繋ぐ路地の一番奥に子世帯の玄関があります。格子の仕上げが施され、上から降り注ぐあかりが、玄関らしくない柔らかな明るさと開放感をつくりだしています。
親世帯と子世帯を繋ぐ路地の一番奥に子世帯の玄関があります。格子の仕上げが施され、上から降り注ぐあかりが、玄関らしくない柔らかな明るさと開放感をつくりだしています。
親世帯と子世帯をつなぐ路地の写真です。左には中庭があり、縁側が奥へと続きます。この縁側に座ってお爺さんが孫の行き来を見守る風景を想像してみてください。床は敷き瓦で、格子は杉です。自然の素材に包まれた安心感があります。