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住宅街の角地、周囲にはまだ空き地が点在していたころに計画しました。近い将来、周囲は住宅で埋め尽くされる事を予想し、1階の外壁の窓は最小限にし、一方で開放的な階段状のテラスが連続する中庭を計画しました。玄関を入ってすぐに目に入る中庭は、そのまま階段を上がると中二階のダイニングキッチンに繋がります。さらにそこから半階階段状のテラスを上がると、広々とした屋上デッキへと導かれます。中庭に植栽されたヤマボウシが印象的な中庭では、思い思いに人が座り、ジャズライブや、カフェとして使われています。
さらに中庭の一角が、屋上を通って一番奥の場所には、それぞれ”はなれ”があります。屋内から一度外を通っていく場所は、距離感を感じられ、特別な居場所として機能することになります。
中庭から中二階のダイニングキッチンを経由して屋上まで辿り着きました。振り返ると全面を開放可能なダイニングキッチンと一体化した中庭空間と、遠景としての山脈が伸びやかに広がる開放的な屋上に立っています。
ダイニングキッチンの間口全てが中庭に開いています。下から上がってきた階段状のテラスが、ダイニングキッチンを経由して、さらに屋上へと続く階段状のテラスとして連続した風景を創り出しています。 開口部は引き戸となっており、全て戸袋へと格納されるため、開放すれば開放的なダイニングキッチンへと変化します。
正面に見える大階段を半階上るとダイニングキッチンです。さらに階段を半階あがると屋上へ出ることが出来ます。僅か4.5畳程度の中庭にはヤマボウシが植栽され、中庭経由で辿り着く”はなれ”が正面に見えます。ここではジャズライブが行われることもあり、現在はカフェとして使われています。