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砂丘の名残深い丘に建つ終の棲家です。敷地の周囲には取り残された緑があり、押し寄せる都会に潤いを与えている様に思えました。
施主はこの丘の傾斜を活かした終の棲家を私にリクエストされました。まだまだお元気な施主は立体的で最小限の住宅を求めておられました。
敷地はそれほど広いわけではなく、そして将来の開発にそなえて建物は敷地の中央に配置し、周囲には樹木を植える計画としました。
東西に大きなはめ殺し窓と通気用の窓を設けた開放的なリビングとダイニングです。終の棲家に相応しく、朝日と夕日を楽しめる東西軸の一室空間です。
玄関を入ると、正面に地下へと向かう大きな階段があります。ここは自由に座って本が読める図書館のような立体的で天井の高い空間です。
玄関から障子を介してトップライトのある寝室を見ています。 奥の壁は濃紺の和紙を貼り、トップライトの光を優しく拡散させます。
周囲の緑と新築に合わせて植栽された緑に囲まれ、焼杉の外壁が美しく映えます。
藤沢の小高い丘の中腹、砂丘の名残を感じる敷地に建つ終の棲家です。