注文住宅

Light Well Box/Hideさんのスキップフロアー住宅

面積:

89㎡

費用:

3100万円

築年数:

2017年

エリア:

埼玉県さいたま市

内容:

なるべく窓も少なく、クリーンな室内環境の住まいを・・・というリクエストの住宅。地区の規制から残った形の正方形。高さも同じ高さで立方体に。建物中央に設けた天窓と吹抜け。光の井戸が各階を内側から明るくします。同年に竣工した、大谷口の省エネ高性能住宅とほぼ同じく、次世代の省エネ基準を超えた気密性、断熱性を備えた住宅です。

ここはLigft-Well光の空間から繋がる一階の北側、洗濯・洗面室。
タオル掛け、雑巾掛けの高さを打合せでお聞きして最後に設置。

窓から日の光で明るくなる建築が当たり前ですが、この住まいは部屋の中から光がもたらせれる建築です。階段の吹抜け、その周囲を囲み回り込む床は強化ガラス。

立方体の建築に月のように丸い照明。建物中央の吹抜けから大きな天窓に空が見えます。(画像やや左上部)
内部空間なのに、空が大きく見える吹抜けのおかげで、空へと繋がるような空間に感じられます。

少ない建坪なので、一階に玄関を配置するよりも、いっそ二階に玄関を配置。でも中には天井が低くても納戸は使えるから二階の玄関の位置を二階の高さからやや下げて・・・そんな流れから生まれたスキップフロアー。玄関から左の階段は二階へ。右手は一階のプライベート空間へと下りて行きます。玄関の上には三畳程度の収納庫が二階から半階程度の高さに設けてあります。

中二階の玄関へと導く外部鉄骨階段。二か月ほど構造計画と水の侵入を防ぐための検討を重ねた階段です。

この住宅事例を手掛けた建築家

森 大樹/小埜勝久

建築家 / @埼玉県

●住んで戴きたい家の為に・・・  環境に優しい家、住まい手に優しい家とはどの様なものでしょう?人類の家づくりの歴史は、現代のような設備機械の無い時代が長く、基本的な性能を高めることの工夫の歴史でした。我が国では屋根の深さ、断熱材と耐火の役割を持った左官壁、季節に応じて使い分ける建具の多様性に至る歴史に他なりません。左官壁は今や断熱材に置き換えられる様になりましたが、建築は最も信頼のおける基本性能の寿命の分だけ、環境に適応してきました。そうとは言え、設備に頼らないわけにも行きません。それなら私達は先ず、古来の建築の建て方に学び、まず基本性能を充実させる事を考えましょう。半端な建築では設備機器に負担をかけ、設置費用の分を取り戻すかそれ以前に、それらの省エネ設備の寿命は尽き、次の世代に資産価値として残すにも残念な結果を招いてしまいます。それにも関わらず、環境に優しいという建築は、設備機器だけが関心事となっているようでは本末転倒です。設備機器の設置は後でも可能ですし、これからも値は下がりますが、建築工事は後になるほど高くつきます。敷地の余裕が許す限り、屋根をしっかりかけ、断熱性能をしっかりあげ、機械に頼らない、エネルギー消費に頼らない住宅を作りましょう。 【 これからの建築は、燃費も考えて住んで欲しいと思います。そして、いつまでも価値のある住まいで健康に生活してもらえる家をこれからも提案したいと思います。】

森 大樹/小埜勝久

建築家 / @埼玉県

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