注文住宅

コンパクトハウス/Saさんの家

手掛けた建築家

コンパクトハウス/Saさんの家 (当たり前の引き戸もすっきり収めれば。)

当たり前の引き戸もすっきり収めれば。

お手洗いの戸はあって当たり前かも知れませんが、枠の存在感を控えめに、そして天井までの高さを持たせると、手前の洗面洗濯室との一体感で広く見えるものです。間取り図が出来ても、図面からこうした空間を実現する為に、建築家たちの工夫がたくさん注ぎ込まれるものなのです。

コンパクトハウス/Saさんの家 (訪れやすい、住まい手の人柄を感じさせたアプローチ)

訪れやすい、住まい手の人柄を感じさせたアプローチ

道路境界には塀を立てず、オープンな内部と同様に、住まい手の気持ちが町並みにあふれています。植栽はさりげく適量にして、訪れてくれる方を控えめにお迎えする程度に。

コンパクトハウス/Saさんの家 (オープンな書斎コーナー)

オープンな書斎コーナー

書斎も様々なタイプを作りましたが、オープンな空間の中に書物たちが果たす役割を感じさせてくれるタイプもいいと思います。

コンパクトハウス/Saさんの家 (フレキシブルなダブルルーム)

フレキシブルなダブルルーム

2階の2室。画像は引き戸を取り外した状態です。床はカラマツ、壁、天井は玉紙。

コンパクトハウス/Saさんの家 (空間を提供して、部屋さえ自由に設定)

空間を提供して、部屋さえ自由に設定

建具によって空間は自由に仕切りながら、置き畳を自由に設置、取り払い様々なシーンを作ることが出来る自由な空間です。

コンパクトハウス/Saさんの家 (西側外観)

西側外観

1階は杉板仕上げ、2階は左官仕上げ。徹底的に屋根を薄くしてシャ-プにコンパクトにシンプルにまとめました。左端は雨水をため利用する為の雨水タンク。

コンパクトハウス/Saさんの家 (建具の計画で機能も心もフレキシブルなリビング)

建具の計画で機能も心もフレキシブルなリビング

書斎コーナーから畳スペース側を見たところ。畳スペースとリビングダイニングの間の引き戸は、ダイニング部の白い書架の後ろにすべて引き込まれ、ワンルーム化されます。建具が消えてこそ、本当に大きな空間としての存在感を作り出せます。建具の使い方も私達が得意とするところです。

コンパクトハウス/Saさんの家 (仕切れてもオープンな畳の空間)

仕切れてもオープンな畳の空間

畳スペースを納戸側から見る。納戸入り口と畳スペースを緩やかに仕切る竹の竪格子。シンプルでありながら、和としての雰囲気を失わない落ち着きと優しさを残してデザインをしています。

コンパクトハウス/Saさんの家 (腰掛と手摺もインテリアな玄関)

腰掛と手摺もインテリアな玄関

玄関。右側の棚+簡易ベンチ+手すりは靴の履き脱ぎの時に使われるものですが、リズミカルにお出かけ時も帰宅時も、すこし楽しげな気持ちにさせる玄関になっています。

コンパクトハウス/Saさんの家 (仕切らず広々と光を届ける1階空間。機能はコーナーでローコスト)

仕切らず広々と光を届ける1階空間。機能はコーナーでローコスト

リビング・ダイニングの一部は書斎コーナーとなっている。書斎コーナー机の脇にスロープから連続している副玄関としての土間がある。床はカラマツのむく板、壁はけいそうしっくい、天井は下屋下部分は垂木現しの杉むく板貼り。

コンパクトハウス/Saさんの家 (引戸建具でフレキシブルに使える1階空間)

引戸建具でフレキシブルに使える1階空間

リビング・ダイニングからキッチン側を見る。ダイニング、キッチン部分天井はけいそうしっくい。1階建具はすべて引き戸。

コンパクトハウス/Saさんの家 (南側外観)

南側外観

南側外観。簡潔な切妻と下屋との構成です。1階は大きく開いた開口部に車椅子利用も可能なスロープが取り付いて、ご近所の人がダイレクトにリビング・ダイニングにアプローチできるようになっています。屋根は薄くシンプルに。道路境界には塀を立てず、オープンな内部と同様に、住まい手の気持ちが町並みにあふれています。

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手掛けた建築家

用途

自宅

所在地

埼玉県蕨

手掛けた建築家のコメント

・建築ジャーナル「埼玉の建築家とつくる家」(2012.01)
・ナイスリフォーム「サステイナブルな家」(2010.06)
東南の角地の敷地35.7坪に建つ、機能を集約的に集めた極めてシンプルでコンパクトな家です。
基本的には、夫婦2人が1階ですべての生活をスムーズに行えるように、開放的な空間を用意し、1階の中で回遊できるふたつの動線を取り入れています。 ひとつはキッチン→リビング・ダイニング→WC→洗面脱衣室→キッチン。もうひとつはキッチン→納戸→畳スペース→リビング・ダイニング→キッチン。この回遊動線は将来的に介護が発生した時に必要なフレキシビリティーにも対応しています。 2階には、必要ならば建具を取り払ってワンルームにできる2部屋を設けていて、今後の家族構成の変化及び来客にも対応できるプランとなっています。 埼玉県産材の家です。ただし床のカラマツのむく板は岩手県産です。インテリアの素材は、撥水加工の和紙、ケイソウ漆喰、杉のむく板、カラマツのむく板といった自然素材です。外部も杉板、左官仕上げと手仕事が現れる仕上げとなっています。

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この事例のコンセプト

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手掛けた建築家

対応業務

注文住宅、リノベーション (戸建、マンション、部分)

所在地

埼玉県さいたま市見沼区東新井939-73比企郡ときがわ町西平176-5

主な対応エリア

埼玉県 / 東京都 / 茨城県 / 栃木県 / 群馬県 / 千葉県 / 神奈川県 / 山梨県 / 長野県

設計・監理料は先ず原価として、直接作図に費やした作業労働費や消耗品等、事務所内で費やした量的費用があります、また外出の上での労務費用として、打合せや現場監理の行為による回数(半日単位)が加わります。対応エリアの目安は一般的には交通費との関係とされています。全ての地域で別途交通費がかかります。徒歩、自転車圏内半径10kmは交通費分は適宜としてます。

目安の金額

30坪 新築一戸建て

2,400〜3,000万円

60平米 フルリノベ

600〜780万円

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森 大樹/小埜勝久

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