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設計、監理を担当
以前はペットと暮らせるアパートに住んでいましたが、ペットOKといえども飼っている人ばかりではなく、肩身の狭い思いをすることもしばしばありました。
また、夫婦2人とも昔からサウナが好きで、毎週のようにサウナへ通っていました。
勤め先が建築会社で自身も左官職人のため、せっかくならプライベートサウナを楽しみながら愛犬ものびのび暮らせる家を建てたいと思い、家づくりがスタートしました。
ドッグランを作りたかったので、100坪を目安に土地を探しました。
2年かかってようやく見つけた今の土地は、見晴らしがよく、ドッグランやサウナに最適です。
家は老後を見据えて平屋を希望。高断熱・高気密の設計のため熱効率が良く、少しの冷暖房だけで夏も冬も快適で、愛犬たちも心地よさそうです。
省エネ住宅に関する補助金を活用して太陽光発電を設置し、エネルギー収支をゼロ以下にするZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の基準もクリアしています。
サウナを愛用しても、水道光熱費は以前のアパートに比べて半額以下になりました。
自由な時間で堪能できるサウナが最高のバカンスです!
肌触りがよく素足で歩くと心地がよいウッドデッキ。シルバーグレーへと変化してゆく経年美化も楽しめる秋田杉を使用しています。
サウナには、長い年月を経ても色あせることのない吉野桧をふんだんに使用。床にはモールテックスを施工しました。サウナの暑さや湿度にも耐える耐熱スピーカーを設置。匂いやあたたかみ、音の癒やしを存分に味わえるリラックス空間になりました。
壁はモールテックス、天井にはヒノキを用いていちから造作したこだわりの浴室。入って右手にはサウナ、左手のドアからは直接外に出られるようになっており、サウナ→水風呂→外気浴ができるようになっています。
ホワイトインテリアのお住まいは、部屋と部屋との間を引き戸にすることで、床が全部繋がった作りになっています。3匹のワンちゃんたちものびのびと走り回れるのだとか。天井と壁には漆喰を使用し、断熱材にはセルロースファイバーを施工したことで、どんな季節でも快適とのこと。
室内は全て左官仕上げの塗り壁で、自ら施工した施主の職人技が光ります。漆喰や珪藻土、モールテックスを特性によって使い分け、中でもパターンを塗り分けたエントランスのアクセントウォールは圧巻です。
脱衣室兼ランドリースペース兼メイクスペースは広々とスペースを取り、LDKと同様に白ベースでまとめて爽やかに。こちらは珪藻土をナチュラルストームと呼ばれるランダム模様のパターンで施工し、水まわり特有の気になる湿度やにおい対策を施しました。
待望のドッグランは見晴らしが良く、ワンちゃんたちが楽しそうにかけまわります。ご友人が集まってBBQをしたり、犬用のプールも購入したりと、活用方法がどんどん広がっているそう。
浴室に隣接しているため、サウナから浴室で汗を流し、体を拭いてそのまま外気浴スペースへとスムーズに移動できます。