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設計、施工、プロデュース・コーディネートを担当
2年程空き家になっていたご祖母様の家に住むことになったO様。お家が管理されていなかったのでトイレと洗面所にカビが目立つ状態に。このお家は自分の所有物ではないため、全面リフォームは無理だと思い、水回りだけのリフォームを考えていました。ところがご親族が「お家を自由にリフォームしていいよ」とおっしゃってくださり、全面リフォームへ変更することになりました。
家族が帰ってきたときに必ずリビングを通り、家族がいつも顔を合わせる動線の間取りにすることをご希望されたO様。家の構造と冷暖房のコストなどを考慮し、玄関とリビングの間の壁に室内窓を設け、誰が帰ってきたかわかるように。室内窓の設置でデザイン性の高い空間になりました。ご祖母様から上質な桜の木のダイニングテーブルを受け継ぎましたが2メートルもある大きなもので、そのまま使うことが難しい状態でした。そこで天板をカットし新しい形で再生。ダイニングテーブル、カウンター、ワークスペースのデスクへと見事に再生させました。
LDKにあたるお部屋に抜けない鉄骨がある等多くの制限がありましたが、LOHAS studioはたくさんのご提案をしてくれました。リフォームした後「こうすればよかった」と後悔するところがひとつもないことは驚きです。とても住みやすくて、私の要望を汲んだリフォームをしてくれたからだと思います。
グレーや青、植物のグリーンと調和する床がご希望でしたが、ご指定いただいた木目の床板はオイル塗装だとオレンジがかってしまいます。その難点を克服するため蜜蝋ワックスに変更。蜜蝋ワックスを塗装することで白味がかった色になり木目を活かしつつクールな色と調和するコーディネートを実現しました。
お子さまが小さいうちはセカンドリビングとして使用し、将来的に子ども部屋に変更できる可動性のある間取りです。寝室からセカンドリビングに繋がるウォークインクローゼットを設置。
落ち着いた色合いで上質な雰囲気の玄関。大容量のシューズインクローゼットも設置し、ベビーカーなどの大きなものもすっきり収納できます。将来子どもが大きくなったときにスポーツ用品なども収納できるゆとりのスペースです。
以前は電気をつけないと暗い状態だったワークスペースが壁に「抜け」をつくることで明るく開放的になりました。適度な距離感で家族と繋がります。
キッチンはO様こだわりのWOODONEを採用。構造上、キッチンを広くとることができないためLDKをⅡ型タイプに。お祖母様から受け継いだ桜の木のダイニングテーブルとも調和して落ち着きのある雰囲気。
O様のご提案で実現した「磁石素材の壁」。冷蔵庫にマグネットを付けて生活感が出てしまわないようにLDKから見えない壁に磁石素材の壁を施工。素材の上に壁紙を張っているので、張り替えたり、そのまま塗装もできたりと可変性を持たせました。
すっきりとした白を基調にしたトイレ。珪藻土とタイルを採用し、壁の片面を壁紙に。紙を張り替えることができるので雰囲気を変えて楽しむことができます。