2024/09/10更新0like620view

著者:SUVACO編集部

専門家フィーチャー

環境や身体にやさしい家づくりを誇りに。各分野に特化したメンバーと、最適な答えを導き出す会社|LOHAS studio

SUVACOに登録している専門家(建築家・リノベーション会社など)に、ご自身や会社のことをお聞きする連載「わたしのこと、会社のこと。」

今回は株式会社OKUTAが展開する「LOHAS studio」の宗片(むねかた)さん・津籠(つごもり)さんにお聞きしました。(2024年09月時点での情報です)

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

LOHAS studioってどんなリノベーション会社?

LOHAS studio(ロハススタジオ)は、株式会社OKUTAが展開する自然派デザインリノベーションブランド。首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)を中心に17店舗を構えるリノベーション会社です。

今では業界でも定番となってきている無垢材や珪藻土などの自然素材を建材に使ったリフォームを2002年から展開し、環境や身体にやさしい家づくりの先駆け的存在として実績を重ねています。
さらに2012年には、省エネ高性能住宅を提案する「passiv design」を発表。日本の風土に適した「日本型パッシブハウス」を手掛け、世界水準の家づくりにも取り組んでいます。

また「ご縁を一生涯」という想いから、家に関する細かいメンテナンスも相談ができる、会員制のお得なアフターサポートサービス「LOHAS CLUB」も定評があります。工事が終わったあとも安心して暮らせるサポート体制が整っています。

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みなさんはそれぞれどのようなことを担当されていますか?

LOHAS studio ロハススタジオ 宗片さん

LOHAS studio ロハススタジオ 宗片さん

建築プロデューサー

営業職で、今は吉祥寺店と立川店の責任者を務めています。
お客さまの主担当として、ご相談から工事、アフター対応まで一貫してサポートするとともに、工事に携わるチームスタッフを取りまとめる役割を担っています。

また、2店舗のマネージメント担当として、支店スタッフのお客さま対応や現場が円滑に進むよう、目を配りフォローしています。
LOHAS studio ロハススタジオ 津籠さん

LOHAS studio ロハススタジオ 津籠さん

インテリアデザイナー

お客さまのご要望やヒアリングの内容をもとに、リフォーム後のお住まいのイメージを図面や完成パース図を用いて分かりやすくご提案しています。

ご希望があれば、通風・日当たりなどのシミュレーションや、収納のアドバイスやウィンドウトリートメント・家具など、トータルでのコーディネートも行っています。

今の仕事をしようと思ったきっかけや経緯は?

宗片さん

宗片さん

昔から私自身も食にはこだわりがあり、前職は飲食の業界でした。その時に人が体内に取り込むものは、食べ物よりも空気の方が多く、室内の空気環境が健康に大きな影響を与えるという資料を見たことがありました。

それまで、何も意識していなかったし、子供が小さかったので、
「自分たちが住んでいる環境はどうなんだろう」という疑問から住宅に関心を持つようになりました。
その中で、食べ物の添加物や産地を気にするのと同じように、無垢材だったり、漆喰といった自然素材の建材を使った家づくりに興味が出てきて、当社の取り組みにたどり着きました。
津籠さん

津籠さん

私は父方の実家が秋田杉を扱う材木屋だったので、自然素材はずっと子供の頃から慣れ親しんできました。

以前の仕事は新建材を扱う会社だったり、自然素材を扱ってもインテリアテイストの縛りが厳しい職場だったので、お客さまへより良いプランを提案したいという思いが強くなりました。
転職を考える中で、インテリアテイストに縛られることなく、自由な空間づくりが提案・実現できることと、自然素材に特化していることに共感して、この会社で働きたいと思いました。

この仕事の醍醐味や魅力を感じるところは?

宗片さん

宗片さん

LOHAS studioでは、実際にお客さまからご意見をいただきながらより良い製品の開発やサービス向上を行っていく顧客参加型の経営を目指しています。しっかりとお客さまの声に耳を傾けていることが会社の魅力でもありますし、自分が担当したお客さまからうれしいお声をいただけると「この仕事をやっていて良かったなぁ」と実感します。

LOHAS studioでは、自由度の高いご提案ができる分、工事の難易度が上がりますが、チーム一丸となって完工し、お客さまに喜んでいただけるとうれしさもひとしおです。
津籠さん

津籠さん

どんな仕事でも、何か誰かの役に立っていることを実感することが一番のモチベーションになると思っています。

この仕事は、暮らしのお困りごとを自分の知識や経験で解決することができて、お客さまから「ありがとう」とか「こういうところが助かった」とか「すごく便利になったよ」みたいな声を直でいただけるので、そこが一番の醍醐味です。

好きな家具・建材とその理由を教えてください

宗片さん

宗片さん

やっぱり、この会社に入ったきっかけでもあった自然素材ですかね。
当社が扱っている珪藻土の塗り壁材はすごく良いと思います。

LOHAS studioのスタッフは自社建材のファンが多く、私自身も自宅にオリジナルの建材の「EM(※1)珪藻土」を採用しています。

(※1)EM
「有用微生物群」の英語名(Effective Microorganisms)を略した造語。食品加工に使われている善玉菌を混ぜ合わせたもの。

環境や住む人に優しい建材を検討した際に納得のいく商品がなく、自社で開発したのが始まりです。原料は100%自然素材で、完全未燃焼を徹底しています。珪藻土の元となる珪藻頁岩(けつがん)は稚内産のものに限定し、含有率は58%、業界トップレベルの品質で、珪藻土の特徴である調湿、消臭等の効果が格段に高いと自信を持っておすすめできます。

自然素材はLOHAS studio各店で体感いただけますので、ぜひお立ち寄りください。
カラーバリエーションも豊富。顔料は、自然界から抽出されたものを使用(画像提供:OKUTA)

カラーバリエーションも豊富。顔料は、自然界から抽出されたものを使用(画像提供:OKUTA)

津籠さん

津籠さん

好きな家具は、BLANC D'IVOIRE(ブランディボワール)です。
アイボリーやグレーを基調としたフレンチクラシックなインテリアスタイルが好みですね。

また、建材はタイル。
その中でも、メキシカンタイルやマジョリカタイルが好きです。

海外の旅行先で、誰も見ずに通り過ぎるようなところとか、地下鉄の駅に貼ってあるのを見ると「私は気づいてるよ」って思っています(笑)。
先人の想いとか何か見てほしくて貼っているんだろうなという物語を感じて、いつも目を奪われています。
そういう何か物語の一部を家に取り入れて、その人の新たなストーリーが生まれるといいなと思って、タイルはすごく好きですね。

LOHAS studioならではのこだわりや、自慢できるところは?

宗片さん

宗片さん

営業職の視点ですと、ノルマがないことで、よりお客さまに寄り添ったご提案ができると感じています。
どうしても会社ですので、利益が出なければ存続ができなくなってしまいます。営業社員にはノルマが課されることが一般的ですが、当社では自主性を重んじて廃止しています。
ノルマにとらわれず、お客さまのご相談に寄り添えることが会社の強みだと感じています。

また、社員のワークライフバランスの充実を目指した制度も多く、時流に合った働き方を推奨しているところも自慢できるポイントです。
津籠さん

津籠さん

無垢フローリングや無垢材を使ったオリジナル家具であったり、EM珪藻土やEMしっくい、セルロースファイバー(木質繊維断熱材)など、健康に配慮した自然素材を自社のオリジナル製品として開発しているのがすごいと思っています。

リフォームやリノベーションをして見た目だけをキレイにするのではなく、身体への影響のないリフォームを考えた先駆けの会社だと大きな声で自慢したいです。

LOHAS studioの特徴や少し変わったところがあれば教えてください

宗片さん

宗片さん

お昼休憩のあとにパワーナップ(15分くらいのお昼寝)を会社としても推奨するという取り組みがあります。

パッと見、サボってる?と思われがちですが、実際に職人の方も昼食をとった後、お昼寝をされる方がいますが、午後の集中力が大きく変わってくると言われています。
お昼休憩後の「パワーナップ」(15分くらいの仮眠)の様子(画像提供:OKUTA)

お昼休憩後の「パワーナップ」(15分くらいの仮眠)の様子(画像提供:OKUTA)

津籠さん

津籠さん

職人の方々を下請けという関係性ではなく「サプライヤー」と呼んでいて、お客さまとLOHAS studioのスタッフとサプライヤーのワンチームで御家(おいえ)をつくるという姿勢が少し変わった考え方かなと思います。

サプライヤーとの距離も近く、図面をひくデザイナーに対して「こういう風に図面を書いてくれるとスムーズに現場が進むよ」などのフィードバックがあったりするので、フラットにみんなでアイデアを出し合って、お客さまにとって最高のオンリーワンの御家づくりに全力で向き合っていけるのだと思います。

私自身、サプライヤーともとても仲良くさせていただき、頻繁に現場に足を運んでコミュニケーションを図っています。
納まりのことや技術的なこととかも教えていただく貴重な時間です。どんなに忙しくても現場には必ず行くようにしています。

LOHAS studioの雰囲気ってどんな感じですか?

宗片さん

宗片さん

営業部全体で集まる会議や全社員での全体会議が定期的に開催されるのですが、前回の会議では会場となった浦和の街中でドロボー確保に挑む「リアルケイドロ」(捜査シミュレーションゲーム)が企画されました。

役員がドロボー役となり、それ以外の150名を6チームに分けゲームを開始。チームビルディングを目的とした研修でしたが、部署が異なるスタッフ同士がチーム内で役割分担やコミュニケーションを図り、ゲームが成り立っていくところを客観的に見て、チームワークの強い会社だなと思いましたね。

また、日々の業務でも若いスタッフの意見もどんどん取り入れてくれて、やる気があればチャレンジできる環境を与えてくれる会社です。
他店舗のスタッフ同士コミュニケーションを図る(画像提供:OKUTA)

他店舗のスタッフ同士コミュニケーションを図る(画像提供:OKUTA)

津籠さん

津籠さん

他部署だったり、スタッフ間での連携がすごく良くできているなって思います。

お客さまと直接やりとりをするのは、主に営業やデザイナー、施工管理者ですが、それ以外にも構造や法規、温熱計算や、通風などの相談ができる部署や、商品の仕入れなどを対応する部署、お客さまからの連絡を一時受けする部署、不動産を対応する部署など多岐に渡りメンバーがそろっています。

この仕事は、一人で解決するのは難しい事も多いので、それぞれの分野で特化している人とコンタクトが取れて、最適な答えを導きだせるというのは本当に強い組織だと思います。
LOHAS studioでは定期的にオンラインや対面で家づくりの勉強会や個別相談会を開催しています。
営業担当の方やデザイナーさんにお話を聞ける機会となりますので、LOHAS studioの雰囲気を感じてみてはいかがでしょうか?

満足できる、納得できる家づくりをするためには、依頼先との相性も大切です。
この記事を読んで、LOHAS studioに興味を持った方は、ぜひ下記のリンクよりプロフィールページをご覧ください。

LOHAS studioの詳しいサービス内容を確認したり、ここから直接、資料請求や質問、相談をしたりもできます。

対応業務 注文住宅、リノベーション (戸建、マンション、部分)
所在地 埼玉県さいたま市大宮区 (ほか全17拠点)
主な対応エリア 埼玉県 / 千葉県 / 東京都 / 神奈川県
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