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一般的なエアコンを用いず、輻射式冷暖房パネルを採用した家。
断熱性を高めて、地上3階地下1階とをダクトで結んで空気を循環させることで室内の温度分布の差を少なくした家です。
ビルトインのガレージもあり、内部の壁と天井には漆喰を多く使いました。地上3階建て部分はSE構法を採用。
1階部分は白い左官仕上げの外壁。引戸の玄関ドアとガレージドアはシルバー。 2〜3階の外装はダークブラウンのガルバリウム鋼板。これを横に貼っています。ウッドデッキのあるバルコニーには床と同じレッドシーダーを目隠しに。防腐塗料塗布。シンプルでモダンな外観にナチュラルな素材はとてもよく合います。
バルコニーの屋根には電動の開閉式オーニングをつけています。太陽電池で動くので配線が不要、後付けも楽です。ここは南面なので夏場の日差しカットに役立ちます。
バルコニー上には電動オーニングの日除け、各窓面には手動のオーニングを設置しました。
右がキッチン、左奥がダイニングテーブルを置く場所。白い縦格子が冷暖房の輻射パネルです。床はウォールナットの幅広フローリング。
ダイニングからリビング、そして奥のタタミのスペースを見たところです。タタミスペースは小上がりで、腰掛けることもできます。下部は引出し式の収納に。天井面には構造の梁をアラワシに。北側への斜線制限で斜めになる部分は吹抜けにしています。白い部分は漆喰の壁です。
漆喰の壁。ラフなフラット。これは実物見ないと伝わらないのが残念。
タタミスペースからリビングルームを見たところ。 大きな窓の向こうはバルコニー。
オリジナルのデザインのキッチン。建設会社と大工さんで苦心してリーズナブルに作ってもらいました。引出しや収納、水栓、金具も細かくセレクト。
オリジナルキッチンのワークトップ(天板) シンクも特注です。ワークトップはクォーツの人造石。シンクはステンレス。水栓金具はGROHEの製品です。
メッキしたスチールのフレームにレッドシーダーを組み合わせたアウトドアリビングとしてのバルコニー。広々で気持ちいいです。 木造ですがここだけ、耐久性を考慮してスチールのメッキされたフレームは10年後にこれでよかったと思えるはずです。
リビングルームに接する階段室の仕切りは、木製でアクセントにダークブラウンに染色。ここにはガラスの引き戸が収納されています。
陶器製の洗面ボウルのふたつ並んだ洗面台。カウンター素材はクォーツの人造石です。家族でゆったりと使えます。手元を明るくする小窓も付けています。右に少し見えるのはサービスバルコニーに出るドアです。このおかげで、朝もあかるい空間に。
天井の高い浴室。 床は石、壁はホワイトのタイル張り。天井と壁の高い部分はヒノキを貼っています。トップライトから空が望める気持ちいい浴室です。写真が夜で残念。
3階ロフトのある子どもたちのスペース。奥がベッドスペース、手前が共有の空間。
子どもたちの共有スペース。スノコの上がロフト。
北側の高度制限から生まれたスペース。トッブライトを開閉式にして通風を確保しています。
3階から吹抜けをのぞいて、下のリビングダイニングを見たところ
3階から地下へとつなぐダクト。温度差を解消、寒さ暑さを少し和らげ空気を循環させます。