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愛知県豊川市に建つ木造2階建ての住宅です。
豊川市では桜の名所で有名な、佐奈川沿いの敷地での計画。
川沿いは一段高くなった遊歩道となっており、桜の時期に限らず、ウォーキングや犬の散歩など、多く人が行き交います。
遊歩道からの視線は気にせず、出来るだけ桜を楽しめるように、目隠し壁の高さは、検討に検討を重ねた上に、現場でも仮板を使い何度も確認をしました。
余裕を持たせれば持たせるほど、どんどん桜が見えなくなってしまう為、人が隠れるギリギリを狙ったので、仕上がりの高さが上手くいった時は、喜びよりも安堵の気持ちの方が強かったです。
たくさんハラハラした現場ですが、おかげでハラハラ舞う桜を、しっかり楽しめる空間となりました。
桜も羨ましい！川も羨ましい！
そんな単純な理由でサクラリバーと名付けましたが、本当にいいものはいつだってシンプルです。
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外観はコンクリート打ち放しの壁と、白い箱の組み合わせ。 家の中に二つの階段がある、そんな間取りです。
遊歩道からの視線は遮り、桜だけを楽しめるよう計画された空間です。 桜がメインなので、中庭はシンプルな石庭としています。
リビングと吹抜けで繋がるフリースペース。 子供の勉強やお絵描きする姿を、リビングから眺める事が出来ます。
制作の玄関ドア。 ポーチも扉を開けて入る計画となっているので、玄関ドアの両側は透明ガラスを使っています。 中外一体感のある空間です。
スチールを使ったシンプルな階段です。 ローバルを使い、シルバーに仕上げています。
リビングから桜を楽しむ暮らし。 ソファに座りテレビを見ている時、ふと視線をズラすと、桜の木が目の中に飛び込んで来ます。
全体的に白とグレーを使ったサクラリバーですが、和室だけは他の部屋と違い、黒色でまとめています。
腰壁に照明を埋め込んだ階段スペース。 下の階まで、天窓から優しい光が差し込みます。
洗面化粧台と在来の浴室。 洗面陶器はカクダイ、洗面の水栓はCERA、タオルバーはステンレスパイプを使って制作、浴室水栓はTOTO、浴槽はCERAです。
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