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仕事や子育てが一段落し、街中から山手に移られたご夫婦の終の住処。集落の状況や周囲の環境に合わせ、日本の風景に溶け込むようなデザインを目指しました。 和風に寄せてますが、和風になりすぎないようディテールにはいつも以上に気を使ったので、和の中にもどこかモダンさを感じてもらえる空間となったのではないでしょうか。
玄関戸は制作。 屋外はレッドシダー、室内はタモ材を使っています。 天井は構造用合板と米松梁、床はモルタル仕上げ。
勾配天井のリビング。 室内と繋がったデッキ上の軒は、室内と屋外に程よい繋がりを感じさせてくれます。
LDK南の開口部はカーテンの代わりに、内障子を計画しました。 室内に、障子越しの優しい光が広がります。
既製品のサッシを使いつつも、既製品に見えないようにする工夫を重ねた納まりです。 デザインと性能と価格のバランスを考えると、こうなりました。
障子のデザインは、吉村障子を少しアレンジした計画としました。 全ての障子がつながり、一枚の建具に見えるデザインです。
ダイニングテーブルは無くして、カウンターで食事するスタイルです。 スチールと床板を使い、手元隠しと兼用のカウンターを設けました。
縁無しの和紙畳を使った和室。 あえて半畳の畳を使わず、落ち着いた雰囲気に。
深い軒で、室内へ入る日差しをコントロール。 ウッドデッキは、猫が山を眺めながら日向ぼっこする場所となっています。