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愛知県田原市に建つ木造2階建ての住宅です。
南と東は境界ギリギリまで建物が迫る、日照条件の厳しい敷地ですが、西側の桜並木の眺めはとても良い雰囲気。
朝の明るさや、西日の暑さ、眩しさなどの問題もありますが、それを差し引いてもプラスと受け取れるほどの桜並木の眺めに、桜を中心に考えよう!というのが、この土地の第一印象でした。
敷地には高低差があり、費用をかけて土地を道路の高さに合わせるよりも、桜を眺めるのであれば高低差を活かし、道路からの視線を遮る方が生活しやすいと思い、敷地の高低差もそのまま利用。
家の色々な場所から桜を眺められるよう、大きな窓を計画しましたが、西日の暑さは遮熱硝子を使う事で対応しました。
普通に考えるとマイナス面の大きな敷地でしたが、すべては桜を中心に考える良いヒントでした。
住まい手はノマドのようにあっちへ行ったり、こっちへ来たり、、、家の中の色々なお花見スポットから桜を楽しみます。
サクラの為ノマドと、サクラを求めるノマド。
サクラを眺める大きな窓を中心に計画した建物。クライアントからは、印象的な外観にして欲しいとの要望受けていました。
印象的な形状の玄関ポーチ。 ギュッと絞った入口が、奥の空間への期待感を高めてくれます。
サクラを眺める窓のある家。 キッチンから、リビングから、フリースペースから、、、室内の色々な場所からサクラを楽しむ事が出来ます。
春は室内から花見が楽しめる窓。 夏は緑の葉に癒され、秋は葉が散るのを眺め、冬は葉が落ち光が差し込む。 一年を通して楽しめる窓です。
リビングから80㎝下げられた、土間のダイニングキッチン。 キッチンの腰壁は、コンクリート打放し仕上げです。
敷地の高低差を使い、建物全体を道路から高い位置に計画し、更にスキップフロアで床の高さを上げたリビング。 サクラを眺める大きな窓が、外からの視線が気になる窓にならないような計画となっています。
階段横のフリースペース。 リビングで遊ぶ子供や、窓の外の桜を眺めながら料理するキッチン。 腰壁はコンクリート打ち放しにて、制作しています。
小さな窓と、モルタル塗りの内装で、洞穴の様な空間を作りました。 小さな空間ですが、ご主人の書斎として活躍しています。
丸タイルを使った浴室と洗面脱衣室。 洗面化粧台のカウンターはポリランバーを使い制作、タオルバーはステンレスの角パイプを使っています。