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浅間山を遠望するゴルフ場に接した平坦地に計画された別荘である。
将来にわたり変わらない眺望が担保されているわけだから、逆にゴルフ場から見たこの別荘の建ち方は、極力小さく低くすることで存在感を消してお互いの良好な関係をつくろうと、シンプルな寄棟の大屋根をのせた平屋形状とした。
また、ゴルフ場境界からの壁面線をできるだけ後退させることも重要である。
一方、内部は細長い天窓を頂点にした逆W型の軸組とし、気積のおおきな空間を生み出している。
未開拓の土地に於ける最初の一手をこのようなルールで設計したのだが、その後建てられた隣接別荘の設計者に共鳴を与えることはできなかった。