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ここでは間口約3間×奥行き約9間に細分化された既存の町並みにはまる集合住宅のありかたを検討した。前面道路に接する北面と、その反対側の南面が採光面として限定的である。そこで、居室と水回りすべてを主開口面に面させるトンネル型の居室構成をとった。逆にエレベーター、階段は出来るだけコンパクトに中央敷地境に配置した。階段は、薄いスチールプレートに拠る軽やかな段板と、その隙間からこぼれる天窓からの光と間接照明をブレンドしたあかりにより、この小さくて大きな空間が美しく静緻な空間となるよう、最大の注意を払ってデザインした。