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築23年の純和風木造一軒家。
子育て真っ盛りのご家族に適応するように、
予算と様々な条件に合わせてリノベーションしました。
既存の上質な建具や障子は再利用しながらも、
真壁から大壁にする事によって、「純和風」のイメージから
やんわりと打破した、スッキリとした空間に変化させました。
既存の玄関トドアをリメイクして、防犯性の低かったガラス部分にピーラー材を貼って落ち着いた印象に。合わせて下足入もタモ材で造作。ご主人セレクトの照明が空間を引き立てる。
天井既存の折り上げ天井と梁を残しつつ、シナ材の目透し貼りに。壁は古今オリジナル珪藻土。床はオーク無垢材で仕上げた。
既存の収納はそのまま再利用。新しくなった周りとの調和に背景のスギ板が効果的だ。
キッチンはシナ材で造作したオーダーメイド。既製品とさほどコストの差が無いのもメリット。キッチン奥には洗濯機スペースとパントリーを設け、家事動線がスムーズに。
太陽の明るさに恩恵の受けた日中と照明による夜の雰囲気の違いを多いに楽しめる空間。空気の流れ方も変わりそうだ。
閉鎖的だったキッチンの間仕切り壁を取り払い、キッチンの手元も緩やかに隠しながらも、便利な袖壁カウンターを設置。スギ材の壁面も空間をやんわりと和らげる。
玄関を開けるとまず目に入り込む明り採り。家族の気配を感じ、安堵感をもたらす。
既存の腰窓に階段兼ベンチ収納を造作。実用的でありながらも子供にとっては格好の遊び場