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設計、監理を担当
静寂な住宅地に建つ住宅。
建ぺい率40%、容積率80%と周辺環境に相応しい敷地面積に対しての各割合。2019年6月、建築基準法の準耐火建築物(準防火地域)に対して建ぺい率10%の緩和が施行された直後の計画でした。
角地以外での建ぺい率10%の緩和は、住空間のバリエーションが増えます。
この住宅では、建ぺい率MAX50%(10%の緩和)を用いて1階に容積を50%、残り30%を2階に振り分け、上下階の差、20%で屋根を持つテラスを設えました。
周辺住宅に合わせた家型のシルエットに、内外関係なく同一の天然木を散りばめ、外装には「黒」、内装にはその反転を意図した「白」を施すことで、容積に入らないテラス空間は、それぞれに属する事のできる曖昧な空間となっています。