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設計、監理を担当
第一種低層住居専用地域に建つルーフテラスのある3階建て住宅です。
この用途地域には主に建ぺい率50%、容積率100%の2階建てを限度としている地域ですが、先の各割合が60%、150%で3階建てでも可能な地域もあります。
この住宅は後者の地域であり、さらに斜線の影響が少ない北側道路に面し、さらに角地という好条件が加わり、敷地を最大限に住空間として置き換えられる敷地条件でした。
敷地の南側には古いアパートがあったため、南側には採光のための窓は設けず、北、東の道路側からの採光計画としました。角地緩和、準耐火建築物緩和の二つ緩和が加わり、建ペイ率は最大で80%となるため、1階を敷地いっぱいに広げ、2階にルーフテラスを設けました。
このテラスは北東側に位置しており南側ではありません。しかし、高い壁で覆うことにより、プライバシーを配慮しながらも、上部からの自然光を反射させ、内部に採光をもたらす機能を兼ね備えています。
採光は直射日光以外は南側ではなくても、方角は関係なく、開かれた道路側から充分に得られます。