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設計、監理を担当
敷地は駅近くの3階建てが立ち並ぶ住宅地。
シンプルなボックス型の建物シルエットと、I型のアイランドタイプのキッチンが建て主のご要望でした。
採光とキッチンのレイアウトを考慮すると、自ずとLDKは3階に配置することになりました。
弊社では3階にLDKを配置する場合の階段形式は、折り返し階段ではなく、直階段を採用します。
折り返し階段だと、階段スペースはコンパクトに済みますが、かえって廊下が多くなりがちで、例えるならエレベーターのように、垂直移動だけであり、各階に着くと廊下により水平移動をしなければなりません。(ご要望の部屋数によります)しかし、直階段の場合は、垂直移動と水平移動が同時に行えます。
住宅の場合、基本計画においては玄関からリビングまでを効率よくどう連結するかを考えます。
折り返し階段のように、1階から3階までの階段を同じ位置に配置するのではなく、直階段で1階から2階への階段を上がった後に、すぐに3階への階段を配置することで、短距離で効率良く3階に到達することができます。階段を配置しながら窓も同時に配置することで採光も得られ、階段が上下に重ならないので、開放的な昇降空間が生まれます。