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西暦1150年に建立された由緒ある寺院に隣接した敷地。歴史ある街並みに好感して移り住む人が多い目黒・碑文谷において、これら街並みの延長上にインテリアデザインがある事を目指しています。そこで由緒ある歴史と共に経過していく「中小の時間」をインテリア設計のコンセプトとしています。
数十年の変化:徐々に飴色に変化していくチーク材。
一年の変化:四季折々に変化する桜並木を楽しめる開口部とスペース。
一日の変化:日々の光の変化で表情を出す和紙。
時間が経つほど味わい深くなる楢のテーブル、時間を重ねた米沢箪笥、鉄鍋や陶磁器といった小物など、素材・家具.小物も時間が経てば経つほど変化するものを選定しています。それらの時間を横断するように住む人の時間が加わり「時間の重層化」を生まれ、その時間を楽しむ事が暮らしに深みを与えると思います。
写真クレジット:荒木文雄、ナカサ&パートナーズ
全長7mのZ型キッチン。下ごしらえ、シンク、作業、コンロ、盛りつけと動線に沿ってカウンターが連続します。
玄関とダイニングに挟まれたキッチン。移動動線が極力少なくなる配慮です。
季節の花や茶器を飾り、来訪者に季節感を楽しんでもらえる茶室の床の間のようなダイニングです。
ダイニングに隣接したリビング。全体で20畳の広さがあります。
リビングと連続するサンルーム。内装を明るくしたサンルームをリビングとの間に設ける事で、外の明るさを増幅して室内に取り込んでいます。
窓辺はタイル張りとし室内なのに外のような場所をつくりました。小さなカウンターを設けて書斎としても利用できます。
光の届かない暗い廊下を逆手に取り、光のあふれるリビングに面した引き戸に美しい光のグラデーションが生まれる和紙を活用。
座って準備ができるように洗面カウンターは部分的に掘り込まれています。
モザイクタイルとチークの家具を設置したトイレ。広めのカウンター部分に小物を置く事も可能です。