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リビング・ダイニング・キッチン
住戸のメインとなる壁面は1つの面として見えることを意識して計画しています。2枚の造作棚と床柱の様な溝型鋼で違い棚の様な意匠としています。溝型鋼は設備のPSとして機能しています。
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設計、施工、監理を担当
設備機器が更新されたマンションのリノベーションです。既存住宅の間取りはご夫婦二人では充分に使い切れていませんでした。現在のライフスタイルに合い、将来のライフスタイルの変化にも対応可能な計画が求められました。
お施主様は水回りの設備機器が更新され、内装が新建材で更新されていたリフォーム済みのマンションを購入されました。納得の行く魅力的な案が出来るまで気長に待って頂けるということで、1年以上の設計期間をかけて計画を進めました。その間施主様は購入したマンションで生活をしていました。
既存の住戸の状況を丁寧に読み込むことで、手数をかけずに設計し、コストを抑えた計画です。床は杉材、間仕切壁・建具はチェリー材、壁面は漆喰、決して高価ではないですが、自然素材を上手くを組み合わせることで調和のとれたインテリアデザインとしています。
弊社で設計・施工をした集合住宅に暮らしていたお施主様でした。その建物に2年間住まわれていたことと、弊社の設計・施工した別の建物を見学頂き、同じ様な質の高い住まいを実現できるのであればと依頼頂きました。
素材の選定に関して、現在の流行りのDIYの様な表現でなく、10年後になっても古くならない質の高い空間が良いと、お施主様に助言頂いたことが印象に残っています。
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住戸のメインとなる壁面は1つの面として見えることを意識して計画しています。2枚の造作棚と床柱の様な溝型鋼で違い棚の様な意匠としています。溝型鋼は設備のPSとして機能しています。
チェリーの木目と腰高の本棚によって視覚的に長さを認識できる計画です。FIXのガラスを部分的に採用することで、光が入らないマンションの玄関にも光を導きます。
窓際の造作棚は机の様にも機能します。
閉鎖的だったキッチンをリビングダイニングと一体となった開放的なキッチンにしました。
梁型と合わせて間仕切壁や建具を配置することで、将来的に部屋を増やす際も同様の意匠を守りながら、容易に部屋を増やしていくことが可能です。
玄関の延長に、納戸と一体となった土間スペースがあります。自転車などを住戸内に収納することができます。
漆喰塗りの長さ11mの壁に沿って光を取り込みます。
ヘッドボードを兼ねた収納を計画しています。壁面の木目に沿って柔らかい光を取り込みます。
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