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住宅本体の前面に位置するガレージを、本体とデザイン的に切り離すことなく、両者が存在することを前提に成立するデザインを目指しました。
コンクリート打放しのガレージは、垂直面、水平面共に「版」で構成しています。木造や鉄骨造よりも「版」のデザインには鉄筋コンクリート造が向いていると言えます。
この「版」と呼応するように、木造の住宅本体デザインも「版」を強調するデザインを採用しています。
ガレージは、一部の「版」にて杉板を転写したコンクリート打放し仕上を採用することで、ある程度質感を持たせ、クールになりすぎないようデザインしています。
モノトーン基調の色使いとしています。 そのため、単調で冷たい雰囲気にならないよう『黒』の素材の使い方に配慮しました。 黒左官材、黒木目、デッキの黒、ガルバリウムの黒、ブラックステンレス、タイルの黒など、単なる『黒』ではなく、意図的に複数種類の黒をバランスよく使い分けることで、空間に深みを持たせるよう計画しています。
キッチンは『インターテック社』のオリジナルキッチンを採用しています。 背面のキャビネットと面材や取手金物を合わせることで、キッチンが家具の一部として住宅に馴染むように計画しています。 キッチン天板も水平版のデザインを採用しています。片側はダイニングテーブルとして利用できるよう天板の支持脚を最小限とし、座ったときに足がぶつからないように留意しています。 LDKは天井を高く確保しているので、せっかくの天井面にキッチンのレンジフードがにゅ~っと延びていくのが忍びなく、何とか別の方法でダクトを処理する方法を考案しました。 辿り着いた方法は、三角トラスにてレンジフードを構造的に支持し、その中にダクトを通し、側面から排気するかたちでした。
モノトーン基調の色使いとしています。 そのため、単調で冷たい雰囲気にならないよう『黒』の素材の使い方に配慮しました。 黒左官材、黒木目、デッキの黒、ガルバリウムの黒、ブラックステンレス、タイルの黒など、単なる『黒』ではなく、意図的に複数種類の黒をバランスよく使い分けることで、空間に深みを持たせるよう計画しています。
床は目地が少なく清潔感のある大判タイル、壁にもアクセントで黒タイルを張っています。 洗面ボウルの水栓は、おしゃれなツーハンドルタイプを採用しています。 給湯器の方で湯温の設定がされているので、お湯・水の混同具合の調整などは必要なく、ストレスを感じずに、日常生活の中でかっこいい水栓を使用することができます。
白ベースに黒タイルをアクセントに使い、スッキリとした清潔感のあるトイレとしています。 間接照明を採用することで、さらにスッキリ感を増幅させました。 洋便器の上部には扉付の収納をしっかりと設けることで、小物が目に付かないように収められています。
平屋の間取りは中庭を中心に、ロの字型となっています。動線はくるりと回遊が可能で、行き止まりのないプランは面積以上の広さを感じさせてくれます。 また中庭には各所からアクセスが可能で、中庭を通ってのショートカット動線も魅力の一つです。 ロの字型の中庭は、近隣からの視線を気にすることなくお昼寝から食事まで多用途に利用することができます。
LDKの前には、コンクリート製の縁側を設けました。 近所の方とのちょっとしたお話しは、この縁側で交わすことができます。 緑を植えていないので、この縁側の上に植栽コンテナ等を置いていただくことを想定しています。
玄関へのアプローチ動線です。 こちらにも車を1台停めるスペースを確保しているので、ガレージの3台と合わせて計4台の駐車が可能です。 ポーチへと続く階段は、コンクリートの板が浮いているように見えるようデザインしています。外観デザインは「版」をコンセプトとしているので、ここでも同様の手法を採用しています。
屋根、壁、庇、縁側、階段など、外観を構成するパーツを水平な版と垂直な版にてつくり上げています。 時には厚く見せ、時には薄く見せ、その見え方にも変化を付けています。 また仕上もコンクリートであれば通常の打放しと杉板を転写した打放しを使い分け、木造部分は、黒と白の左官材を使い分けることで、よりそれぞれの「版」が際立って認識されるよう意図しています。
屋根、壁、庇、縁側、階段など、外観を構成するパーツを水平な版と垂直な版にてつくり上げています。 時には厚く見せ、時には薄く見せ、その見え方にも変化を付けています。 また仕上もコンクリートであれば通常の打放しと杉板を転写した打放しを使い分け、木造部分は、黒と白の左官材を使い分けることで、よりそれぞれの「版」が際立って認識されるよう意図しています。
屋根、壁、庇、縁側、階段など、外観を構成するパーツを水平な版と垂直な版にてつくり上げています。 時には厚く見せ、時には薄く見せ、その見え方にも変化を付けています。 また仕上もコンクリートであれば通常の打放しと杉板を転写した打放しを使い分け、木造部分は、黒と白の左官材を使い分けることで、よりそれぞれの「版」が際立って認識されるよう意図しています。