注文住宅

ナチュラルスタイルでゆったり暮らす

面積:

121㎡

築年数:

1年

エリア:

東京都杉並区

実施時期:

2014

内容:

1.既存建物の切断・敷地分割による建替え
周囲に豊かな緑が残る閑静な住宅地にN邸はあります。200坪を超える広い敷地にオーナー住宅とメゾネット型賃貸住宅が一体になっていた既存建物のオーナー住宅部分を切断・解体して別棟として専用住宅を建替えました。建築基準法上ふたつの敷地に分けて申請し、将来的な相続等にも柔軟に対応できるように配慮しました。風致地区に指定されている緑豊かな街並み景観を維持するためにも道路沿いにある大きな松の木はそのまま残しました。松の木の奥に板張りの外壁が垣間見える景観が印象的です。
2.ナチュラルスタイルでゆったり暮らす
 N様ご家族の最大のこだわりは大きな吹き抜けと薪ストーブと長さ3mの大テーブルです。家族と犬と猫がなんとなく集まりつつもそれぞれに思い思いの時間を過ごす・・・そんなのんびりした暮らしが展開するナチュラルな空間を目指しました。室内はサンドイエローの珪藻土壁とオークのフローリングとウォルナット調の柱梁の組み合わせでナチュラルな雰囲気を演出しています。また外壁にはウェスタンレッドシダーの木サイディングを採用し、まきストーブの煙突と相まって、外観もナチュラルな雰囲気を醸し出しています。
3.採光・眺望・プライバシー確保の仕掛け
 切断前の建物は緑に覆われた庭を囲むL字型の配置でしたが、将来の敷地分割を想定した今回の建替えでは南北2列の配置になりました。その結果オーナー住宅は南側隣地にこれまでに以上に近づいてしまうハンディーを抱えましたが、この問題を解消し室内に十分な採光を確保し、かつ南側の住宅との視線の交錯をなくし、さらに南東に広がる都立公園への眺望を得る方策として、建物の南東角を斜めにカットした台形平面として南側隣地から45度振れた南東面に大きな開口を設け、さらにその上部を吹き抜けにすることで、快適な採光・眺望環境を確保しました。
4.仲間が集う屋外テラス
アプローチと連続したタイル貼りの広いテラスは近所に住むご主人様の幼なじみや奥様の犬友達が気軽に立ち寄れ、週末はここで乾杯という仕掛けになっています

このプロジェクト事例を手掛けた建築家

宇野健一

建築家 / @東京都

空間から場所へ アトリエグローカルの目指す設計は、見た目の格好よさだけを重視したカタチ優先のデザインではありません。人が暮らし、様々な生活行為が営まれることで、はじめて空間は場所へと命を吹き込まれると考えます。 私たちは、心地よく、楽しく、安全で、夢や思い出がたくさん詰まった「場所づくり」を目指します。 地域から地球へ 建物の建つ場所の気候風土、まち並み、コミュニティなど様々な地域特性との調和を大切にした設計を心がけます。一方、ひとつの建物をつくることは、資源・エネルギー・温暖化などの地球環境、あるいは世界経済などとも深く関連します。私たちは設計活動を通して地域に根付きつつ、地球の将来に対しも責任ある態度で貢献したいと考えます。これは私たちの事務所の名の由来でもあります。 プロセス重視の設計手法 私たちは、お客様との対話や共同作業(ワークショップ)などを通して、お客様のニーズを的確に理解し、時にはお客様と一緒に新たなニーズを発見しながら設計を進めたいと考えます。建築家からの一方的な提案や、お客様のご要望を表面的になぞるだけの設計は行いません。 お客様とのコミュニケーションが、建物への思い入れや愛着を育む一助になるような設計プロセスを心がけます。

宇野健一

建築家 / @東京都

この専門家のプロジェクト一覧