注文住宅

緑豊かな敷地環境を継承する木造スケルトンハウス

実施エリア:

神奈川県藤沢市本鵠沼

実施時期:

平成21年3月

延床面積:

128平米

内容:

緑豊かな広い庭に囲まれた瓦屋根の母屋と連続した敷地に建つ子世帯の住宅です。
 湘南鵠沼でも今では珍しくなってしまったこの素晴らしい環境と景観を大切に継承するため、敷地にはできる限り緑を残しつつ、建物は天然木のサイディングを貼ったナチュラルな佇まいとしました。
 内部は床・壁・天井を構造材を素のまま表した木質スケルトンの仕上げとしています。間仕切りの少ないこのスケルトン空間は明るく風通しがよく湘南の温暖な気候風土に適していると共に、将来に対する高いフレキシビリティを持っています。
 施主自らがフローリングの塗装や、キッチン・洗面台・クローゼット(byIKEA)の組み立て、照明器具の選定/購入などをおこなっているのもこの家の特徴であり、施主のセンスが滲み出て大きな魅力となっています。
 建物の外周にはいたるところにウッドデッキやバルコニーが設けてあり、室内と屋外をつなぐアウトドアリビングやリビングアクセスのオープンな玄関ポーチ、サービスコートとして機能しています。

宇野健一

空間から場所へ アトリエグローカルの目指す設計は、見た目の格好よさだけを重視したカタチ優先のデザインではありません。人が暮らし、様々な生活行為が営まれることで、はじめて空間は場所へと命を吹き込まれると考えます。 私たちは、心地よく、楽しく、安全で、夢や思い出がたくさん詰まった「場所づくり」を目指します。 地域から地球へ 建物の建つ場所の気候風土、まち並み、コミュニティなど様々な地域特性との調和を大切にした設計を心がけます。一方、ひとつの建物をつくることは、資源・エネルギー・温暖化などの地球環境、あるいは世界経済などとも深く関連します。私たちは設計活動を通して地域に根付きつつ、地球の将来に対しも責任ある態度で貢献したいと考えます。これは私たちの事務所の名の由来でもあります。 プロセス重視の設計手法 私たちは、お客様との対話や共同作業(ワークショップ)などを通して、お客様のニーズを的確に理解し、時にはお客様と一緒に新たなニーズを発見しながら設計を進めたいと考えます。建築家からの一方的な提案や、お客様のご要望を表面的になぞるだけの設計は行いません。 お客様とのコミュニケーションが、建物への思い入れや愛着を育む一助になるような設計プロセスを心がけます。