注文住宅

本のギャラリーのある湘南の家

面積:

127㎡

エリア:

神奈川県藤沢市鵠沼

実施時期:

平成18年12月

内容:

2.本のギャラリーのある湘南の家:
 本が大好きな父娘のための本のギャラリーは南側の吹抜け(陽だまりヴォイド)を介して1階のダイニングキッチン~リビングへとつながっていて、家族が思い思いの時間と空間を過ごしつつもなんとなく互いの気配を感じあっていられるような、柔らかいつながりが実現しました。
2.“室内微気候”を調整する環境装置:
 家の中央南側に設けた「陽だまりヴォイド」は、湘南の温暖な気候(光・風・日射)を室内にたっぷり取り込むパッシブ装置としても機能し、空調機器に過度に頼らない自然な暮らし方を可能にします。
3.“まち”と“いえ”をつなぐ: 
 奥様の主催するフラワーアレンジメント教室の生徒や子供たちは、ウッドデッキを通って吹抜け越しに直接リビングにアクセスすることができます。向かいの屋敷の緑も吹抜けの窓面いっぱいに望めます。一方吹抜け空間は道路から直接的な視線を遮る緩衝空間としても機能します。
4.自然素材、街並み、回遊動線、収納: 
鵠沼の落ち着いた街並みに調和するように外壁は天然木サイディング貼りとしました。室内はアレルギー症状のあるお子様に配慮して壁紙や床材は自然素材にこだわりました。家事動線の短縮や走り回る子供の動きに対応して1・2階とも行き止まりのない回遊動線としました。パントリー、家事室、本を収納するロフトなど収納を豊富に確保しました。

宇野健一

空間から場所へ アトリエグローカルの目指す設計は、見た目の格好よさだけを重視したカタチ優先のデザインではありません。人が暮らし、様々な生活行為が営まれることで、はじめて空間は場所へと命を吹き込まれると考えます。 私たちは、心地よく、楽しく、安全で、夢や思い出がたくさん詰まった「場所づくり」を目指します。 地域から地球へ 建物の建つ場所の気候風土、まち並み、コミュニティなど様々な地域特性との調和を大切にした設計を心がけます。一方、ひとつの建物をつくることは、資源・エネルギー・温暖化などの地球環境、あるいは世界経済などとも深く関連します。私たちは設計活動を通して地域に根付きつつ、地球の将来に対しも責任ある態度で貢献したいと考えます。これは私たちの事務所の名の由来でもあります。 プロセス重視の設計手法 私たちは、お客様との対話や共同作業(ワークショップ)などを通して、お客様のニーズを的確に理解し、時にはお客様と一緒に新たなニーズを発見しながら設計を進めたいと考えます。建築家からの一方的な提案や、お客様のご要望を表面的になぞるだけの設計は行いません。 お客様とのコミュニケーションが、建物への思い入れや愛着を育む一助になるような設計プロセスを心がけます。

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