戸建リノベーション・リフォーム

マルチテラスのある家(リフォーム)

面積:

100㎡

築年数:

35年

エリア:

神奈川県藤沢市辻堂

実施時期:

平成13年9月

内容:

1.マルチテラス:
 老朽化したバルコニーの取り替えを契機にしたテラスの増築を中心としたリフォームです。家で過ごす時間が増えつつある施主(60代夫婦2人暮らし)のライフスタイルに即して、居間/食堂から庭へと三角形に突き出す形状のテラスは普段は夫人の趣味である絵画のアトリエとして、あるいは夫の読書スペースとして利用されています。 
2.オープンエアー・リビング: 
 全開閉式の木製折戸によってテラスは屋内としても屋外としても利用可能です。庭の緑に包まれたテラスは季節・時間ごとの光や風を直接肌で感じることが出来き、さらに庭と居間/食堂を有機的に結びつける役割を果たします。また、冬季は断熱層として居間/食堂の保温性向上にも効果があります。 
3.交流空間:
 今春('02)には念願であった夫人のミニ個展が開催されました。テラスと居間を中心に、玄関や階段も利用して絵の展示がなされました。静かな生活の繰り返しが増える高齢期において、友人や近所の方を招いたハレの時空間の創出にテラスが活用されました。好評だったミニ個展は来年も開催の予定です。

この住宅事例を手掛けた建築家

宇野健一

建築家 / @東京都

空間から場所へ アトリエグローカルの目指す設計は、見た目の格好よさだけを重視したカタチ優先のデザインではありません。人が暮らし、様々な生活行為が営まれることで、はじめて空間は場所へと命を吹き込まれると考えます。 私たちは、心地よく、楽しく、安全で、夢や思い出がたくさん詰まった「場所づくり」を目指します。 地域から地球へ 建物の建つ場所の気候風土、まち並み、コミュニティなど様々な地域特性との調和を大切にした設計を心がけます。一方、ひとつの建物をつくることは、資源・エネルギー・温暖化などの地球環境、あるいは世界経済などとも深く関連します。私たちは設計活動を通して地域に根付きつつ、地球の将来に対しも責任ある態度で貢献したいと考えます。これは私たちの事務所の名の由来でもあります。 プロセス重視の設計手法 私たちは、お客様との対話や共同作業(ワークショップ)などを通して、お客様のニーズを的確に理解し、時にはお客様と一緒に新たなニーズを発見しながら設計を進めたいと考えます。建築家からの一方的な提案や、お客様のご要望を表面的になぞるだけの設計は行いません。 お客様とのコミュニケーションが、建物への思い入れや愛着を育む一助になるような設計プロセスを心がけます。