注文住宅

『小柴見の家』伸びやかに暮らせる和みの家

面積:

105㎡

費用:

2000万円

エリア:

長野県長野市

実施時期:

2011年10月

内容:

長野市の古い街道沿い。道幅は狭いけれど比較的交通量はあり、敷地は南北に細長く、周囲を住宅、アパートに囲まれています。小さいけれど、工夫して広く、伸びやかに生活できるようなハコを計画しました。
道路との間に壁をつくり、建物はそこから少し離して建て、その間に玄関と坪庭を設えて道路との緩衝帯としています。プランは1階は床座のリビングダイニング~床を一段下げたキッチンのワンルーム。南のフルオープンできる開口はそのまま庭のウッドデッキへと続き、リビングの延長として使うことができます。窓の位置はそれぞれ周囲の環境に合せ、慎重に位置や大きさを決め、視線の広がりと住空間の安心感を両立させています。

このプロジェクト事例を手掛けた建築家

広瀬 毅

建築家 / @長野県

建物はできる限りシンプルなものにしたい。それはただ単純なかたちの建物を作るということではありません。室内環境・省エネ・構造強度への配慮は常識化しており、住宅に求められる機能はますます複雑化しつつあります。それらをカタログ的に盛り込んで設計することは、それほど難しくはないでしょうが、全ての機能を損なうことなく、美しい形・空間にまとめ上げるには、数え切れない試行錯誤が必要です。そうして生まれた建物はきっとシンプルなものになる、と考えて設計を続けています。