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長野県北部、野尻湖のほとりに建つ週末別荘です。夏には緑豊かで冷涼な気候が避暑地として素晴らしい土地ですが、冬になると2~3mの雪が積もる豪雪地帯でもあります。
国定公園内ということもあり、緑の保全と環境維持のため、建坪が5m×5mという小さなサイズの家となりました。その中に、家族4人が休暇を過ごすための最低限の機能(キッチン、食堂、就寝スペース、シャワー等)をコンパクトに収めています。
コンパクトながらも周辺環境を存分に堪能できる豊かな空間になるよう、視線の抜けや素材感を大切に設計しました。
建物は地表の湿気や積雪対策のため1階をRC造の倉庫とし、居室部分を2階に持ち上げ、また外壁は周辺の木々に馴染むようにレッドシダーの下見張りとしています。空調は放射式冷暖房を用いて、極寒の冬でも暖かかで快適な室内環境としました。
建物のよさは大きさではありません。家族が小さくよりそうかたちが出来ていると嬉しく思います。