家づくりに役立つメールマガジンが届いたり、アイデア集めや依頼先の検討に役立つ機能や情報が満載!
アカウントをお持ちの場合
(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)
敷地は南側に小さな川と山を背負い、季節によっては日照を得にくい葉山独特の環境でした。しかし、今後も開発されないであろう山の斜面には豊かな緑が残り、川には沢ガニが戯れるような自然豊かで美しい場所でもありました。
この敷地に小さな子供のいる4人家族と両親の二世帯で暮らすにあたって「地面に近い暮らし」を望まれたため、建物のボリュームを周辺環境に調和させ平屋建てとしました。平屋は平面が大きくなるため、短い時間の日照を効率的に採り入れるため、建物を雁行型に配置し、のこぎり型の屋根を架けています。
また二世帯は建物中央の共有玄関ホールを境に分け、互いに気を遣わないですむ適度な距離感を保っています。
子世帯は床を窪ませた食卓スペースや大型のペニンシュラ型キッチンなど大勢の来客をもてなし、暮らしを豊かにする工夫をしています。
また、十分な面積のシューズインクローゼットやパントリーを設け、すっきりとした暮らしがしやすいプランとしました。