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愛犬とともに暮らす終の棲家をもとめてコートハウスを計画した建て直しです。
リビングダイニングの大きな開口から開放された木デッキテラスとの一体感のある空間で愛犬と共にくつろぐことができる。内と外がつながる心地よい空間で好きなワインを飲みながらゆったりとした時間を過ごす。2階の黄昏テラスからは夕陽が落ちる垂坂山を望むことができる。そんな癒しを感じる家です。
住宅メーカーの家に30年間住まわれていたご夫婦が、柴犬を飼われたことから愛犬(小春)と暮らす家を計画されました。
住宅密集地の敷地のため、愛犬とともにプライベートが護られたコートハウスを要望されました。
リビングダイニングの木製の引き戸で木デッキテラスと拡くつながる一体感は、日々の暮らしに安らぎを与えます。道路に面したテラスの塀の高さはプライバシーを護りながら、空と光・風を感じることができる高さとしました
寝室からも木デッキテラスへつながり朝陽とともに暮らしが始まります。
キッチンの隣にある洗面脱衣室にはトイレがあり、この室から浴室とウォークインクロゼットへ直接つながり、クロゼットの先に寝室があります。終の棲家としての水廻りと寝室からの水廻りへの導線を工夫しました。
住まわれてから1年半ほど経ってからいただいたメールです。
老後、二人と犬一匹が静かに暮らすには、このシンプルさこそがベストチョイスだったねと、まるで自分が設計したかのように悦に入っていました。大窓を開けきると、内が外に変化する。風を感じる。軒先と目隠し壁の間を夕雲が流れて行く。夕食はボサノバをBGMにワインを飲みながら、床を走り回る小春を眺めたり、訳もないことを酔いにまかせてグダグダ話し合ったり・・・。こんな素敵な空間を設計していただいて改めて御礼申し上げます。
人生は中々ままなりません。喜びよりも悲しみのほうが多いかもしれません。でも、この一瞬さえあれば、明日もがんばれるかもしれない。そんな思いを与えてくれる家です。この家は。
イベントで開催された「庭・テラスとのつながり」の私のセミナーで、共感されたお施主さんから設計の依頼を受けました。それまでのお住まいを観察し、既設の暮らしをお聞きして過去と現在を把握し、何案かのプランと模型をプレゼンさせてもらい絞り込んで行きました。プライバシーが護られた愛犬との未来の生活を提案させてもらいました。
その後は、空間構成・間取りと生活のスタイルなど大まかなプランニングをして、詳細な使い勝手・収納・水廻りの設備機器のショールーム見学と具体的な設計を進めさせてもらいました。
お施主様は、ご自分で勉強されていたためコートハウスへの理解が早かったのは助かりました。プレゼンから詳細打合せまでスムーズに進めたと思います。
お施主様から、住まわれてから1年半ほど経ってからいただいたメールです。
老後、二人と犬一匹が静かに暮らすには、このシンプルさこそがベストチョイスだったねと、まるで自分が設計したかのように悦に入っていました。大窓を開けきると、内が外に変化する。風を感じる。軒先と目隠し壁の間を夕雲が流れて行く。夕食はボサノバをBGMにワインを飲みながら、床を走り回る小春を眺めたり、訳もないことを酔いにまかせてグダグダ話し合ったり・・・。こんな素敵な空間を設計していただいて改めて御礼申し上げます。
人生は中々ままなりません。喜びよりも悲しみのほうが多いかもしれません。でも、この一瞬さえあれば、明日もがんばれるかもしれない。そんな思いを与えてくれる家です。この家は。
リビングダイニングの木製引き戸を開放すると2間幅(約3.5m)の開口が木デッキテラスとつながる。テラスの上に伸びた庇は室内の天井と同じ高さ、同じ仕上げ材にすることで屋外が室内化する。庭・植栽のあるテラスが室内の延長となり、内外が一体化する。
屋外の木デッキテラスから室内のリビングダイニングを望む。 2間幅の木製引き戸を開放して内外が一体化する。 階段下は2帖弱の畳コーナー。右奥の階段下には愛犬の部屋がある。 ダイニングテーブルの向こうには、平面収納の棚が納まっている。
玄関の門扉を開けると木デッキテラスへ導かれる。 玄関ホールは無く、屋外のテラスから直接リビングへ入る。 鎧戸状になった門扉は視覚的には中が見えないが、風は通すことができる。
木デッキテラスから玄関方向を見る。 玄関門扉を開けて入っても屋外のテラスへ導かれる。
ダイニングへの対面キッチン。 キッチンからは木デッキテラスへの開放的な空間となる。 右角には1段上がった畳コーナー。
キッチンから直接 木デッキテラスへ出入りできる。 左側は広くダイニングリビング、そして木デッキテラスへの開放感が味わえる。
ベットルームは、木デッキテラスへ開放されている。 左側のウォークインクロゼットから、キッチンダイニングそして洗面脱衣室へも出入りが可能。
洗面脱衣室から左側はキッチン、右側はウォークインクロゼットへ
洗面脱衣室は2ウエイの機能性。 右側はウォークインクロゼットから、左側はキッチンから出入りが可能。 終の棲家として機能性を高めたプラン。
2階の予備室は、西向きのテラスと書斎がある。
3畳の籠り感のある書斎。 カウンターデスクからは垂坂山を望むことができる。 造作棚には以前からの書籍が収納されている。
2階のテラスからは遠くに垂坂山が望める。 以前のお住まいから綺麗に見える垂坂山を大切にプランニングした。 1階の屋根上に出ることができる開放的なテラス。
夕景の綺麗な垂坂山を望みながら趣味のギターを弾くクライアント。 書斎からも出きりできるテラス。
木デッキテラスを囲む塀の向こうには、リビングダイニングの灯りがみえる。 以前のお宅の石垣を再利用して積みなおした。 道路から入りやすい駐車場は街のポケットパーク。
ポケットパークの中の階段を上がって玄関へ向かう。
玄関ポーチの庇に照らされる照明で周囲が照らされる。