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設計、監理、エクステリア(庭・外構)を担当
特徴ある鋭角な形状の敷地に建つ住宅『余白の舎』
敷地形状から生まれる「斜め部分」を利用した、有効的な土地利用を前提に計画を行いました。様々な生活シーンを想像しながら『家族の居場所』『中庭』『テラス』を包容する、立体的な計画を繰り返しました。
「特徴ある雰囲気の家」
「家事・生活動線の楽な家」
「高気密・高断熱に配慮した家」
「家族が楽しく生活できる家」
などのご要望を頂きました
意識的に床段差(スキップフロアー)を取込み、使い方を限定しない様々な居場所ができるような『余白』を意識的に計画としています。
玄関を開けた瞬間、1つ屋根の下に様々な居場所が姿を現します。
それぞれが立体的に見え隠れし、緩くつながり、互いの気配を感じることができます。それぞれの距離感を大切に意識した間取りの住居となっています。
<クライアント様からのお便りです>
正直これほどわがままを聞いてくれる人もすくないんじゃないかなとおもいます。
何度となく平面図を一から書き直してもらいました。後から要望もたくさん出してしまいました。それでも返ってくる答えは1つじゃない。あれもこれもとアイデアを出してきてくれます。この人はどれだけ引き出しがあるのかと思いながら、さらにわがままを言ってしまいました。でも、すべてをまとめあげ形にしてくれました。
工事中は通常は設計者と施工者で協議する内容も、「普通は相談はしませんが、気になると思うので」と細かなところまで報告や相談をして頂きました。というのも、私自身一級建築士の免許を持っており、普段から建築の仕事をしているからです。いつもの慣れた右から左への流れだけではなく、一人一人に寄り添いながら、いろいろ考えてくれる人だと常々感じていました。佳境時には週末にもかかわらず毎週のように現場、Zoom、ショールーム等あらゆる方法で協議をして頂きました。
自分の仕事でさまざまな建築家の方と仕事をしてきましたが、一つ一つのことをここまで丁寧に答えてくれる人はかなり稀だと思います。デザインは好みがあると思いますが要望を形にしてくれますし、人柄、丁寧さ、知識の豊富さは間違いないと思います。
楽しい2年間本当にありがとうございました。
基本的には全ての方同様に
『ご要望のヒアリング』→『ご提案』 の繰返しで密度を上げていくような打合せの繰返しです。
クライアント様においては、仕事柄建築関に携わる方でしたので打合せはスムーズで互いに意見を出し合う、楽しい時間を共有できました。
コロナ禍・ウッドショックの煽りを受け、品薄・価格高騰の状況下での現場スタートは緊張感がありました。
品不足のために突発的に発生する代替え品検討・打合せなど、クライアント様に迅速にご対応頂けたこと、本当に感謝です。