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高基礎の家 -立体的な繋がりのある暮らし-

手掛けた建築家

設計、監理、エクステリア(庭・外構)を担当

高基礎の家 -立体的な繋がりのある暮らし- (玄関ホール)

玄関ホール

広めの土間のある玄関。階段とつながる吹抜けがあることで開放感があります。高い位置に設けた窓からの光を取り入れます。

高基礎の家 -立体的な繋がりのある暮らし- (玄関ホール)

玄関ホール

広めの土間のある玄関。土間の高い位置に窓があり、上部が吹抜けているので明るく開放感があります。

高基礎の家 -立体的な繋がりのある暮らし- (玄関ホール)

玄関ホール

扉を開けて玄関に入ると、天井の高い吹抜けのホールがあります。

高基礎の家 -立体的な繋がりのある暮らし- (子供室)

子供室

玄関ホールから見た子供室。床を下げることで天井を高くしています。西側に設けた縦長の窓から光が差し込みます。

高基礎の家 -立体的な繋がりのある暮らし- (子供室)

子供室

子供室から玄関ホール側を見ています。床を下げることで天井が高く開放感があります。

高基礎の家 -立体的な繋がりのある暮らし- (玄関ホール)

玄関ホール

階段の途中から玄関ホールを見ています。玄関扉の右手は畳敷きの寝室。右側の床が下がっている部屋が子供室です。

高基礎の家 -立体的な繋がりのある暮らし- (ダイニング)

ダイニング

階段の踊り場から2階にあるダイニングを見ています。天井は南側に向かって傾斜しているため、高さと開放感があります。

高基礎の家 -立体的な繋がりのある暮らし- (リビングダイニング)

リビングダイニング

階段の踊り場からダイニングを見ています。ダイニングの奥に見える折れ戸の向こう側にはサンルームがあります。

高基礎の家 -立体的な繋がりのある暮らし- (リビングダイニング)

リビングダイニング

ダイニングからリビング方向を見ています。左手の折れ戸の中はサンルームです。折れ戸上部の格子の奥にはロフトがあります。

高基礎の家 -立体的な繋がりのある暮らし- (リビングダイニング)

リビングダイニング

リビングからダイニングを見ています。ダイニングの腰壁の奥は玄関ホールの吹抜けです。

高基礎の家 -立体的な繋がりのある暮らし- (サンルーム)

サンルーム

リビングの奥にはサンルームを設けました。折れ戸を開け閉めすることで部屋の広さを調整することが可能です。サンルームの上部にはロフトがあります。

高基礎の家 -立体的な繋がりのある暮らし- (サンルーム)

サンルーム

リビングの奥にはサンルームがあります。折れ戸を開閉することで部屋の広さが調整できます。サンルームの上部にはロフト。サンルームの左手はキッチンがあります。

高基礎の家 -立体的な繋がりのある暮らし- (キッチン)

キッチン

ダイニングの横にキッチンがあります。造作のキッチンカウンターの背面は家電収納や食器や食材を保存しておく収納家具。オリジナルデザインの造作です。

高基礎の家 -立体的な繋がりのある暮らし- (ロフト)

ロフト

サンルームの上にはロフトがあります。ロフトからは近くの森が眺められるように窓を設けています。この窓から入る光が格子を通ってリビングを明るくしています。

高基礎の家 -立体的な繋がりのある暮らし- (書斎)

書斎

階段の踊り場に入口がある書斎。引込み扉を閉めると個室化するのでリモートワークにも対応します。書斎の奥は雑多なものを仕舞っておく納戸を設けました。

高基礎の家 -立体的な繋がりのある暮らし- (納戸)

納戸

納戸から書斎を通して階段の踊り場方向を見ています。

高基礎の家 -立体的な繋がりのある暮らし- (寝室)

寝室

畳敷きの寝室です。広さは約5帖。右側の造作はロールスクリーンで目隠しをした収納です。

高基礎の家 -立体的な繋がりのある暮らし- (洗面脱衣室)

洗面脱衣室

1階にある洗面脱衣室。窓枠と一体的に造りつけた鏡と使い勝手に合わせて造作した収納があります。

高基礎の家 -立体的な繋がりのある暮らし- (外観)

外観

旗竿地の竿の部分から見える外観。基礎を高くしているので、コンクリート製の階段を上がってアプローチします。

高基礎の家 -立体的な繋がりのある暮らし- (玄関ポーチ)

玄関ポーチ

外壁面から彫り込まれた玄関ポーチ。壁と天井に囲まれているので安心感があります。彫り込んだポーチの右手に木製の玄関扉があります。

高基礎の家 -立体的な繋がりのある暮らし- (駐輪スペース)

駐輪スペース

外壁から飛び出した庇の下は駐輪スペースです。屋外ですが、大きな庇があるので雨に濡れにくくなります。

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手掛けた建築家

設計、監理、エクステリア(庭・外構)を担当

用途

自宅

居住者

家族(子供1人)

所在地

東京都

敷地面積

110.1㎡

敷地の特徴

旗竿地

延床面積

83.3㎡

階数

2階建て

間取り

2LDK

期間

設計:8ヶ月 、施工:7ヶ月

完成時期

2021年06月

施工会社

株式会社幹建設

手掛けた建築家のコメント

設計、監理、エクステリア(庭・外構)を担当

この計画は建て主と一緒に土地を探すことからはじまりました。限られた予算の中で条件の良い理想の土地に巡り合うことは難しかったですが、計画する建築によって建て主の希望をかなえたいと思いました。選ばれた敷地は方位によって異なる高低差のある旗竿地。南側隣地は地盤面が約1.2m高く、南からの日射しを得るには厳しい状況でした。西側隣地は2mほど下がっていたため、光を取り入れ、視線を抜くことができると感じました。この土地でクライアントの希望を叶えること、旗竿地特有の閉塞感を感じない住まいをつくりたいと考えました。法的な制約をクリアし、眺望と採光を確保するために基礎を高く設定し、その高さを活かした室内空間となるように計画しています。
1階は玄関ホール、寝室、子供室と水廻りを配置し、基礎が高いことを利用して子供室の床を下げました。玄関ホールに隣接する子供室の床が下がることで広がりを感じると同時に将来的な家族構成の変化(部屋を2分割して空中に床を増設する)に対応することも想定しています。玄関ホールとつながる階段は一体的に吹抜け、高さ方向に伸びやかな開放感を生み出しました。2階には家族が集うLDKとリモートワークに対応した書斎、納戸、サンルームとロフトを配置しています。
各諸室は周辺環境や生活動線に配慮しながら建て主の希望に合うように整然と配置しています。また同時に室内空間は光の状態によって人の振る舞いや心境に作用することも考えています。
東の吹抜けに設けた連続窓と西側に設けた高窓、サンルームの窓を通して一日の太陽の動きに合わせて光が移動していきます。南側に大きな窓がないものの、窓廻りやつながる室のあり方に工夫を凝らすことで光を捉えようとしています。東の連続窓には奥行のある縦桟を設けることで外からの視線を遮る効果を持たせながら、直射光を1階へ導き、反射し拡散した光が2階の天井を照らします。西側の窓からの光は高い位置に設けたルーバーとサンルームの布を貼った建具を通して異なる質の光を室内に間接的に届けます。このサンルームとその上のロフトには西日を一旦取り込み、それぞれの室を通ることで反射した光が質を変え、光の状態を整える役割を持たせました。
時間や季節の移ろいによって移動する光に合わせて居場所を変えたり、穏やかな光に満たされることで寛ぐのに相応しい室内環境に変化していきます。予め想定される室での振るまいだけではなく、光の状態によって新たな振るまいが導かれ、体感としての広がりを生み出すことを期待しています。

・・・・・

写真:中村晃

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この事例のコンセプト

この住宅の写真

手掛けた建築家

対応業務

注文住宅、リノベーション (戸建、マンション)

所在地

東京都町田市大蔵町2038-21

主な対応エリア

埼玉県 / 千葉県 / 東京都 / 神奈川県

東京・神奈川・千葉・埼玉の他、長野・静岡・滋賀・大阪で設計監理の実績があります。遠方の場合はご相談ください。info@designlifestudio.jp

目安の金額

30坪 新築一戸建て

3,900〜5,400万円

60平米 フルリノベ

1,620〜2,220万円

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