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実家敷地内の「離れ」を建て替えた、50代夫婦の終の住処。交通量の多い街道が近く、その音を遮断するためにRC造とした。今後の生活を考慮してバリアフリーを優先しながら、光と影による奥行きのある空間を目指している。母屋に住む両親の介護にも対応できるよう敷地内の動線を計画し、また水回りを備えた介護用寝室も備えている。LDKと主寝室はキッチンで柔らかく仕切られており、5mの長窓と収納家具で連続してみせることで伸びやかな空間となっている。