注文住宅

ギャラリーYui

費用:

3000万円

エリア:

神奈川県厚木市

実施時期:

2010年

内容:

神奈川県厚木市白山交差点近くのギャラリー。
展示品を眺めながらお茶を飲んだり、ランチを摂ったりします。
又、建物の東と西側に異なる趣きの庭を配し季節の花を楽しみ、付近の工場地区のオアシスになっています。
2階はオーナーの住居。

ギャラリー内部を望む。天井の杉板は厚さ36mm。正面の壁は杉板12mmにベンガラ塗装カウンターには古民家の梁を利用しています。

西庭土庇の低さがわかる。庇は右端壁につけず透かす。照明器具はデンマーク製。
外のベンガラ壁が室内に入り込む様子がわかる。上部白壁も展示スペースとしている。

西庭背部の白壁は円弧を描いているのが日の当り方でわかる。

西庭と玄関入口壁との位置関係がわかる。天井照明ボックスも玄関戸のデザインと合せている。

軒先の高さは1.5m。

ベンガラと白壁のコントラスト。玄関天井格子部は照明ボックスになっている。

外壁ベンガラ塗装、壁下地材の木摺板を重ねた大和張。

ひび割れと、汚れ防止の為に白壁には2段の水切り(横帯状)を設けています。台風銀座と呼ばれる高知県には吉良川添いに伝統的建築物が多く保存されており、瓦で作った見事な水切りをしっくい壁に見せています。今回は壁面が大きいのでこの土佐の伝統を参考にしました。木部はベンガラ塗装ですが調合して本来の赤に近い色に。白と対比させています。

このプロジェクト事例を手掛けた建築家

藤本幸充

建築家 / @神奈川県

「歴史的建築物の保存」活動を通じ 「温故知新」-「古き」を尊び、新しい創造につなげること、伝統からの革新を目指します。 *「古い」ものも現代の感性でみると「新しい」。本物の持つエネルギーがあります。 *わびさびの感覚、ベンガラという素材、寺社建築や民家に伝わる木造伝統構法、明治・大正・昭和 の日本家屋、20世紀のモダン建築には学ぶ点がたくさんあります。   昔にもどるのではなく、歴史スパイラルの1段上を目指します。 *新築、増築、古民家再生、空家活用(昭和の家)などリノベーションやまちづくりに反映します。