注文住宅

神奈川鎌倉A邸 五感を育む住まい

手掛けた建築家

設計、監理を担当

神奈川鎌倉A邸 五感を育む住まい (外観)

外観

手前の道路に向かって開放する住まい。家全体をガルバリウム鋼板で包む。鎌倉谷戸の湿気対策。二階の開閉窓は小豆色のガルバリウム小波板の中に仕込む。

神奈川鎌倉A邸 五感を育む住まい (玄関ホールから庭を見る)

玄関ホールから庭を見る

庇は中央の柱、両端部の腕木で支える。

神奈川鎌倉A邸 五感を育む住まい (リビングダイニング)

リビングダイニング

室内は右からリビングの土間、中央:ダイニング 左:茶の間とつながり、床レベルが奥に行くにしたがって上がり、茶の間から庭を見おろし子供の遊ぶ様子をそれとなく伺いやすく。

神奈川鎌倉A邸 五感を育む住まい (玄関土間より奥の和室をのぞむ)

玄関土間より奥の和室をのぞむ

手前は土間リビング、正面のダイニング手前で靴を脱ぎます。さらに奥に和室を望みます。和室の床はさらに上がっているので、1階は大きく3段階の床レベルになっています。奥の和室に座っていても手前の庭がよく見えます。

神奈川鎌倉A邸 五感を育む住まい (階段)

階段

階段はヒノキの一枚板を使う。壁は漆喰の白ですが、あとは濃紫色のべんがら。陰影の美しさを見せます。

神奈川鎌倉A邸 五感を育む住まい (二階)

二階

右の奥は将来子供のゾーン、手前は楽器の間。普段は楽器が置かれている(フェンダーのエレキギター)ステージにもなる場所。 ブリッヂを渡って右手奥の障子が寝室。

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手掛けた建築家

設計、監理を担当

用途

自宅

居住者

家族(子供1人)

所在地

神奈川県鎌倉市

費用

設計・施工:2000万円(設計料含む)

敷地面積

132.15㎡

延床面積

74.38㎡

階数

2階建て

間取り

3LDK

期間

設計:7ヶ月 、施工:5.5ヶ月

完成時期

2015年11月

手掛けた建築家のコメント

設計、監理を担当

べんがらを塗装した構造体を見せた傘のような大屋根で囲われた一体の空間は、小さな空間に広がりを持たせ、中央には2階の領域を繋ぐブリッヂを設け、来欄間を手摺にはめ込むなど、遊び心のある空間とした。

家づくりのきっかけ・施主の要望

藤本が35歳の時に設計した住宅で施主は育ちました。30年を経たその家は閑静な鎌倉の谷戸にあり、楽器をこよなく愛するご両親、という家庭環境でした。
そのせいかテーマとして与えられたのは「五感を育む住まい」。
結婚して今度は自分たちに授かった小さな命を育む住まいです。

この事例の見どころや工夫したところ

深いけらばの出を持つ屋根や庇を設けることで、夏場の強い日差しが室内に入るのを遮り、冬場の高度の低い太陽光は吹き抜け空間を通して奥まで取り込む。
キッチン上部の西側窓は、遮熱高断熱複層ガラスとし、西日対策としている。べんがらを塗装した小屋組の野地板のラーチ合板は、この窓から入る光を受け、いぶし銀のようににぶく光り、木目が浮き出て銘木に見える。

施主の感想

実際できあがって、屋根の梁組が見えるのが気に入っています。夜、帰宅する時に、外から窓越しに見えるのが良いです。友達も、この家に来ると、上を見上げています。
大工さんを始めとする職人さん達は皆すごいと思います。例えば、階段やブリッヂなど、よくぴったりと納めるなぁと思います。
この家に住んで、月や星を眺めるようになりました。2階の窓から見て楽しみます。

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この事例のコンセプト

この住宅の写真

手掛けた建築家

対応業務

注文住宅、リノベーション (戸建、マンション、部分)

所在地

神奈川県横浜市西区平沼1-40-9-1015

主な対応エリア

千葉県 / 東京都 / 神奈川県 / 山梨県 / 静岡県

東京都、神奈川、千葉、山梨県以外は交通費をいただいております。
過去の対応事例:兵庫県姫路市、富山県氷見市、京都府宮津市、静岡県藤枝市、函南町、伊豆高原、山梨県北杜市、山梨市、富士吉田市、栃木県壬生町、栃木県那須町、茨城県筑西市、つくば市、千葉県柏市 木更津市、緑区小食土 大網白里町 成田市 宮城県仙台市など。

目安の金額

30坪 新築一戸建て

1,950〜4,200万円

60平米 フルリノベ

900〜1,500万円

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藤本幸充

@神奈川県