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今回は中古マンションのスケルトンリフォームをデザイン性豊かに工事させて頂きました。なんと、お客様もインテリアデザイナーという、業界としては頻繁にありそうではありますが、なかなかめぐり合いの無い異色のコラボレーションです。
外国の方からのお仕事は度々ご依頼を頂く事があるのですが、今回、打ち合わせは工事前にたった1度だけ行ったのみで、お客様は帰国されたので、その後は当初頂いた1枚の図面とメールでのやり取りのみで工事の完了まで進んでいきました。外国の方のリフォーム工事は、文化の違い、一般常識の違いなどが最終的な満足度に大きな影響があるため、特に綿密な打合せが必要になる状況の中、大変心配をしておりましたが、工事完了後に再び日本にいらした際には、素直にとてもお喜び下さいましたので、我々も大変うれしく思いました。
広々としたリビングダイニングキッチン。北西方向に向かっている写真でありますが、色の使い方でこんなに明るい空間になりました。
モルタル仕上げの壁面と、桐のフローリングで仕上げられた空間の中で、有名アーティストが描いた大きな絵画が非常に良く似合っています。 直線の多くなりがちな住まいの中で、このUFOのような不思議な照明器具が大きな役割を担っています。器具は外国製でお客様ご自身がお選びになりました。
西を向いた窓ですが、柔らかな色合いの空間では、床や壁の反射光によって全体を明るくする効果が得られています。 キッチン正面にはダイニングが設けられ、対面式になっています。家具はイタリア製のシンプルなデザインのセットが空間に良くなじんでいます。
キッチンはペニンシュラ型で配置されており、鏡面仕上げの面材は高級感と清潔感を感じさせます。
非常に不思議な空間ではありますが、何故か懐かしさを感じさせる間取りの取り方でもあります。 お客様は当初白い障子の枠を希望されていましたが、アドバイスを受け入れて下さり、黒へと変更になりました
お気に入りのクラシカルなポスターが壁面に飾られていて、お住まいの方のセンスの良さが感じられます。
シンプルなテイストでまとめられたサニタリースペースは、ホワイトで統一され、床は磁器タイルで仕上げられています。
大きなバスタブと広い空間がご希望との事で在来工法での工事となりました。100%自由なデザインが可能となり、既製品ではありえない高級感が出ています。
暗く閉塞感が出がちな玄関スペースも、色の使い方と鏡の効果でその印象を大きく変える事が出来ます。ちなみに写真に移っているスペースは床の面積で1平米足らずです。