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設計、監理を担当
家族ぐるみでのお付き合いをされている2家族が共有で海沿いのリゾートマンションをシェアし、週末に一緒に利用したり、それぞれの家族が活用する計画の空間デザインを任されました。
みんなで料理や食事をしたり、子供たちが一緒に寝たり、リビングで過ごしたりできるワンルームに近い空間を求められました。
部屋の中央に大梁があり、とても暗い印象の部屋だったので、大梁の存在感が消えるように、ななめのラインの平面計画と合わせて大梁の中央で仕上を変えました。
マンションと協議の上フルオープンサッシに取り換えてもらった。行った際は全て開放して使用しています!
間口3.7m奥行10mの部屋をななめに仕上を分けて、海が室内まで引き込まれてくるような空間になりました。
既製品のアイランドキッチンの周囲に、地元で仕入れた木材を使ったテーブルを設置。テーブルの形状に併せて床も丸く仕上げています。
既存の押入2つ分を活用して造作ベッドをつくりました。長さは4m近くあり、各段2人×2段=4人で眠ることが可能。
玄関からはフローリングのスペース越しに海が視界に飛び込んできます。
換気と目隠しを兼用したオリジナルの建具。斜めのラインは、このリノベーション計画の平面図を表現したもの。玄関扉を開けて、この扉だけにすると、海の風が玄関まで通り抜け、とても気持ちよく過ごす事ができます。
左は空調隠しの扉と有孔ベニヤの引戸、右はシナベニヤ+オスモ塗装の方開き扉。
ベッドの階段は丸鋼+塗装で制作。天板は40mmで生木を加工成形したもの。床の丸みは薄いベニヤを複数枚接着して制作しました。
2家族の子供たちが一緒にベッドの上段からTVを見ている様子をクライアントから送っていただきました。
東京(設計者)と下田(大工)で離れていましたが、うまくコミュニケーションを取りながら進められました。