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設計、監理を担当
物件は錦糸町駅から徒歩10分程度の、築浅マンションの3階50m2でした。クライアントは空間の凹凸や既製品建具のラインがとても気にいらず、ラインを消した抽象的な空間に住みたい。という明確な要望を持っておりました。リノベーションの予算も限られていた為、住宅設備等まだ新しくて使えるものは既存を利用し、トイレや洗面所も今回は改修しないこととしました。その他としては、DIY施工でのPorter’s Paintsの塗装やイタカグ家具の組立も行うこととしました。
購入物件の既製品の建具や凸凹した空間が気に入らず、シンプルで抽象的な空間をご希望されました。
クライアントの線を消した抽象的な空間が欲しい。との言葉から今回のリノベーションコンセプトを”タシザン ノ イエ”としました。壁や梁を足して、空間に抽象性をもたせたり、既存の２LDKの間取りにイタカグというDIY可能な家具を足していくことで、4つの空間としてつかうことができるようにしました。こちらも通常は部屋数を減らして空間を広くつかうところを、部屋を小割にして数を増やすことにしました。小部屋を増やす改修なので、”コルームス”というタイトルとしました。
床や壁も白に近い薄いグレーの空間と手仕事のテクスチャを望まれたので、床にはMORTEXをつかい、壁や天井はPorter’s Paints（DIY）としました。限られた予算の中でも仕様にメリハリをつけ、DIY施工も取入れることで、リビング空間にはクオリティのたかい素材をつかうことが可能となりました。
床壁天井をホワイトがメインになっているので、リノベによって空間がひろがったような気がします。凹凸やライン、既製品建具の装飾などがなくなり、すっきりとした心地よい空間になりました。とのことです。
問い合わせを頂いてからプレゼンテーションをおこない、コンセプトを気にって頂き、設計契約に至りました。契約後は予算が決まっていたので、その金額に合わせるために、DIY塗装の講習会などにクライアントに参加して頂き、実際に、壁と天井の塗装をDIYでして頂きました。
クライアントの言葉で印象にのこっているのが、壁や梁をふかしてもいいので、線を整えてほしい。というものでした。この言葉から、通常ですと空間を広くするために、壁を撤去することが多いリノベですが、今回は足すことで抽象性を得る。というコンセプトとなりました。
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壁を吹かすことでラインを整えた抽象的な空間
壁をPorterspaint、床をMORTEXとして床壁天井をホワイト系とすることで、同じ大きさでも部屋にひろがりがうまれます。
キッチンからリビングダイニングの眺め
TV台やダイニング壁面収納を造作家具として、空間と一体化したデザインとしました。
玄関も壁面をporterspaint床をMORTEXのホワイト系とし、建具を造作家具とすることで、シンプルで抽象的な空間としました。
玄関も壁面をporterspaint床をMORTEXのホワイト系とし、建具を造作家具とすることで、シンプルで抽象的な空間としました。
床壁天井の手塗りテクスチャーがとてもよい雰囲気になっています。
造作家具も内装とデザインやテクスチャーを合わせることで、統合的で抽象的な空間となります。
収納部分をワークスペースとしました。将来的に部屋を2室に分けれるように間仕切り壁を変更し建具を追加しました。
子供部屋は将来的に部屋を2室に分けれるように間仕切り壁を変更し建具を追加しました。収納部分は現状ワークスペースとし、在宅ワークに対応しました。
ベットルームにもワークスペースを設置し、夫婦での在宅ワークにも対応しました。
ベットルームにもワークスペースを造作家具で設けて、夫婦での在宅ワークにも対応しました。
クライアントがシンプルで抽象的な空間を求めたため、建具もオーダーとして、リビング側に取手などがでないようなデザインとしました。
クライアントがシンプルで抽象的な空間を求めたため、建具もオーダーとして、リビング側に取手などがでないようなデザインとしました。
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